なつぞら:「キックジャガー」作画は「タイガーマスク」の大橋学さん! キャラデザも担当

NHK連続テレビ小説「なつぞら」に登場したテレビ漫画「キックジャガー」=NHK提供
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NHK連続テレビ小説「なつぞら」に登場したテレビ漫画「キックジャガー」=NHK提供

 女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」に登場したテレビ漫画「キックジャガー」のキャラクターデザインと作画を、ベテランアニメーターの大橋学さんが手掛けていたことが分かった。

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 「キックジャガー」は、なつ(広瀬さん)が作画監督に抜てきされたテレビ漫画シリーズ。キックボクシングを題材にした格闘技マンガが原作で、孤児院出身の主人公が、正体がバレないようにジャガーの覆面をし、孤児たちのために戦う……という内容。必殺技は「ダブル真空跳び蹴り」だ。

 大橋さんは東映動画(現・東映アニメーション)出身。1969~1971年に放送されたテレビアニメ「タイガーマスク」で作画を担当した。同アニメでキャラクターデザイン・作画監督を務めた故・木村圭市郎さんの弟弟子であり、今回の「キックジャガー」は、木村さんのスタイルを目指して制作したという。

 「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。戦後、北海道・十勝地方に移り住み、移民1世の柴田泰樹から開拓者精神を学んだなつは、高校卒業後に上京。当時「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽に手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく。

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