前田敦子:初の母親役に感慨「そういう年齢だなって」 高良健吾から「シャーマン」と評され…

映画「葬式の名人」の完成披露舞台あいさつに登場した前田敦子さん
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映画「葬式の名人」の完成披露舞台あいさつに登場した前田敦子さん

 女優の前田敦子さんが8月29日、東京都内で行われた主演映画「葬式の名人」(樋口尚文監督、9月20日公開)の完成披露舞台あいさつに、高良健吾さん、樋口監督と共に登場。俳優の勝地涼さんとの子供を出産し、プライベートでは1児の母の前田さんだが、母親役を演じるのは今作が初めて。前田さんは「自分もそういう年齢だなって、その時には思いましたね」としみじみと話し、「撮影中も子供っていいものだなと思いました」と笑顔で振り返った。

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 共演の高良さんは、映画「苦役列車」など今作で3度目の共演となる前田さんの印象について、「シャーマン」と表現。「シャーマンって何ですか? 乗り移るってこと?」と聞き返す前田さんに、高良さんは「なんかそういう感じ(笑い)。シャーマンっていう言葉が前田さんにしっくりきていて。オンとオフというよりも、前田さん自体が普段からシャーマンという感じがする」と女優としても人としても当てはまることを懸命に説明していた。

 一方、前田さんは、高良さんの印象を「出会ったとき高良さんは22歳ぐらいで若かったし、私は10代だったので最初は全然しゃべれなかったけど、この世界で憧れるところに高良さんはいました。私にとっては、ずっと憧れの人です」と明かすと、「うれしいですね。分かりやすくて」と高良さんは照れくさそうな笑みを浮かべていた。

 映画は、大阪府茨木市と縁の深い文豪・川端康成の作品群がモチーフ。高校の同級生の通夜を、なぜか母校で行うことになった元クラスメートたちの、不思議な一夜を描く青春ファンタジー。前田さんはたくましいシングルマザーの雪子役で、母親役と関西弁のせりふに初挑戦した。

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