宮野真守:初のアジアツアー完走 “ヒーロー”テーマに熱いライブ 神谷浩史、小野大輔、高木俊出演の映像も

宮野真守さんのアジアツアー「MAMORU MIYANO ASIA LIVE TOUR 2019 ~BLAZING!~」のファイナル公演の模様 photo:上飯坂 一
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宮野真守さんのアジアツアー「MAMORU MIYANO ASIA LIVE TOUR 2019 ~BLAZING!~」のファイナル公演の模様 photo:上飯坂 一

 声優の宮野真守さんの自身最大規模となる初のアジアツアー「MAMORU MIYANO ASIA LIVE TOUR 2019 ~BLAZING!~」のファイナル公演が9月8日、横浜アリーナ(横浜市港北区)で開催され、ライブリポートが公開された。

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 今回のツアーのテーマは「ヒーロー」。ライブでは冒頭で、惑星に降り立つヒーローに扮(ふん)した宮野さんが登場する映像がスタート。ダンサーと共に登場した宮野さんは、オープニングナンバーとして「FIRE」を歌唱。次に披露した「VOICE」では、ムービングステージがせり上がる演出があり、観客を盛り上げた。さらに、「EGOISTIC」では剣を使ったパフォーマンスを見せた。

 宮野さんのライブでは恒例となっているというバラードコーナーでは、「FRONTIER」を力強く歌い上げ、続いて「僕と秘密のレッスンを始めようか」というささやきと共に今回のツアーのためにジャジーにアレンジされた「僕のマニュアル」を披露。また、NHKの音楽番組「みんなのうた」で2、3月に放送されていた「ぼくはヒーロー」を歌唱する際は、客席に向けてサビの振り付けをレクチャーし、観客と共に笑顔でダンスした。

 続いて、同じく恒例となっているスペシャルムービーが上映された。ムービーは、楽曲「ぼくはヒーロー」を実写化したような内容で、宮野さんのほか、ヒーローに扮した声優の神谷浩史さん、小野大輔さん、悪役として高木俊さんが出演。豪華メンバーによる映像に会場からは大きな歓声と笑いが起こった。

 さらに「ヒーロー」が登場するパフォーマンスは続き、特撮ドラマ「ウルトラマン列伝」の主題歌となった「ULTRA FLY」を歌唱する際は、宮野さんが声優として出演した「ウルトラマンゼロ」がビジョンに映る演出も。「Space Travellers」では、歌唱中、ビジョンに巨大な炎のモンスターが映し出され、宮野さんとモンスターが対峙(たいじ)しているかのようなパフォーマンスを見せた。

 本編終盤で宮野さんは「こんなに楽しい時間があってもいいのかと思うくらい、素晴らしい時間を過ごさせていただきました」と話し、「見てくれるお客さんが集まって、僕らのパフォーマンスを応援してくれてるからこそ、僕はヒーローでいられる。だから、みんなは僕のヒーローです!」と呼びかけ、「EXCITING!」を熱唱し、ステージを後にした。

 すぐさま起こったアンコールに応え、再登場した宮野さんは「アンコール」と「Kiss×Kiss」を披露。その後も続いたダブルアンコールで登場すると、2020年の6月6日に男性声優としては初となるメットライフドーム(埼玉県所沢市)での公演を開催することを発表した。観客から大きな歓声が上がる中、宮野さんは「たくさんの人の声や思いがあったからこそ、TEAM MAMOはドームに行くことができます! この歴史的な瞬間をみんな と一緒に過ごしたいです!」と思いを語り、笑顔で「シャイン」を歌唱。盛り上がりの中、ライブは幕を閉じた。

 ◇セットリスト

 FIRE▽VOICE▽EGOISTIC▽Sugar,Sugar▽Never Friends▽POWER OF LOVE▽FRONTIER▽僕のマニュアル▽ぼくはヒーロー▽TRANSFORM(REMIX)▽蒼ノ翼▽ULTRA FLY▽Space Travellers▽BREAK IT!▽Gravity▽EXCITING!▽アンコール▽Kiss×Kiss▽シャイン

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