映画興行成績:三谷幸喜監督「記憶にございません!」が初登場首位 「人間失格」は4位発進

映画「記憶にございません!」のビジュアル (C)2019 フジテレビ 東宝
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映画「記憶にございません!」のビジュアル (C)2019 フジテレビ 東宝

 9月17日に発表された9月14、15日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、劇作、演出など多方面で活躍する三谷幸喜さんの監督最新作「記憶にございません!」が初登場で首位を獲得した。土日2日間で約35万7000人を動員し、興行収入は約4億5800万円を記録。13日の公開初日から16日までの4日間の累計では、動員で約64万6000人、興行収入で約8億1900万円をあげるヒットスタートとなった。50代以上を中心に幅広い層を集客している。

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 初登場作品では、俳優の小栗旬さんが太宰治を演じる「人間失格 太宰治と3人の女たち」(蜷川実花監督)が、土日2日間で動員約12万3000人、興行収入約1億6900万円を記録し、4位にランクイン。13日の公開初日から16日までの4日間の累計では、動員約24万1000人、興行収入約3億2600万円を上げている。ほかにも、2017年公開の「僕のワンダフル・ライフ」の続編「僕のワンダフル・ジャーニー」(ゲイル・マンキューソ監督)が7位スタートを切った。

 累計では、前回1位スタートを切り今回2位となった「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~」(河合勇人監督)が、動員89万人、興行収入11億円を突破。公開9週目で今回3位の劇場版アニメ「天気の子」(新海誠監督)は、動員で955万人、興行収入で127億円を突破し、「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」を抜いて、歴代興行収入ランキング18位となっている。

 ほかにも、5位の「ライオン・キング」(ジョン・ファブロー監督)は動員441万人、興行収入62億円、6位の「劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」(瑠東東一郎監督)は動員150万人、興行収入20億円、劇場版アニメ「劇場版 ONE PIECE STAMPEDE(スタンピード)」(大塚隆史監督)は動員397万人、興行収入52億円にそれぞれ達している。

 1位 記憶にございません!
 2位 かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~
 3位 天気の子
 4位 人間失格 太宰治と3人の女たち
 5位 ライオン・キング
 6位 劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~
 7位 僕のワンダフル・ジャーニー
 8位 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -
 9位 劇場版 ONE PIECE STAMPEDE
 10位 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

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