元乃木坂46伊藤かりん:千葉雄大主演「盤上の向日葵」に女流棋士役で出演 「ほぼ初演技」「全てが新鮮」

NHK・BSプレミアムの連続ドラマ「盤上の向日葵」に出演が決まった元「乃木坂46」の伊藤かりんさん=NHK提供
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NHK・BSプレミアムの連続ドラマ「盤上の向日葵」に出演が決まった元「乃木坂46」の伊藤かりんさん=NHK提供

 アイドルグループ「乃木坂46」の元メンバー・伊藤かりんさんが、俳優の千葉雄大さんが主演する連続ドラマ「盤上の向日葵」(NHK・BSプレミアム、日曜午後10時)に出演することが9月19日、明らかになった。

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 伊藤さんは将棋アマチュア初段保持者で、2015年4月から2019年3月までNHK・Eテレの番組「将棋フォーカス」にレギュラー出演。現在も将棋親善大使に就任するなど、将棋界で活躍しており、今回のドラマでは女流棋士・広岡知美として、9月29日放送の最終回に登場する。

 ドラマは、「孤狼の血」の柚月裕子さんの小説が原作。平成6(1994)年、埼玉の山中から白骨遺体が発見。県警の石破刑事(大友康平さん)と奨励会を退会して警察官になった佐野(蓮佛美沙子さん)は、遺体とともに埋められていた初代・菊水月作の名駒の所有者を捜査することに。 同じころ、奨励会を経ずに実業界から転身してプロになった異端の棋士・上条桂介(千葉さん)は、タイトル6冠保持者の壬生芳樹との竜昇戦に挑んでいた……。

 竜昇戦最終局の大盤解説者として登場する広岡知美を演じた伊藤さんは、「最近は将棋ブームの流れもあり、将棋が絡んだ作品も多くありますが、中には将棋と聞くだけで身構えてしまう方もいらっしゃると思います。ただ、この作品は重厚なミステリーで、早く先が知りたくなる展開になっていて、個人的には将棋はプラスαとして気軽に見ていただく形でも、とても面白い作品になっていると思います」と話す。

 「またドラマでは将棋のマイナーな用語も使われていますので、将棋にもきっと興味を持っていただけるのではないかと思います。私は演技経験がほとんどなく、皆さんにご迷惑をおかけしてしまいましたが、キャスト・スタッフの皆さんに支えていただきながら、またほぼ初演技で関わる作品が将棋の作品だったので、とてもうれしかったです。 お着物を着ることもあまりないですし、髪形をオールバックにしたことも人生初めてで、全てが新鮮でとても楽しかったです」と振り返っていた。

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