深田恭子:「ルパンの娘」撮了 泥棒スーツ着られなくなり「寂しい」

連続ドラマ「ルパンの娘」をクランクアップした瀬戸康史さん(左)と深田恭子さん(C)フジテレビ
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連続ドラマ「ルパンの娘」をクランクアップした瀬戸康史さん(左)と深田恭子さん(C)フジテレビ

 女優の深田恭子さん主演の連続ドラマ「ルパンの娘」(フジテレビ系、木曜午後10時)で、主人公・三雲華役の深田さん、桜庭和馬役の瀬戸康史さんらレギュラーキャストがこのほど、クランクアップを迎えた。

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 深田さんは「本当に濃厚な3カ月半でした。やっと泥棒スーツの着心地が良くなってきたところで終わってしまうのは少し寂しいです」と話し、「この夏は皆さんと、さらに暑い夏を過ごせたのではないかなと思っています。そして、こんなにもたくさんの方々に愛される作品に出演できたことがとてもうれしかったです。皆さんとお仕事ができて本当によかった」とコメントを寄せている。

 瀬戸さんは「かなりのエネルギーを使う日々でした。終わってしまうのがこんなにも寂しいだなんて。というのも、この作品はただのコメディーではなく愛の物語で、どうやったら笑いだけにとどまらないかを監督やスタッフ、演者の皆さんと一つ一つ丁寧に作り上げてきたからです。その過程が何より楽しかったです。続編を期待すると共に、今作品でつかんだ“感”を大切にしていきたい」とコメントしている。

 ドラマは、横関大さんの同名小説(講談社)が原作。代々泥棒を家業としている「Lの一族」(Lは大泥棒ルパンの頭文字)の娘・華(深田さん)と、代々警察一家の息子・和馬(瀬戸さん)との許されない恋愛を描くラブコメディー。9月26日に放送される最終話は、華ら「Lの一族」は、橋元エミリ(岸井ゆきのさん)との結婚式の最中に和馬を奪い返す。しかし、隠れ家のタワーマンションで和馬に事情を説明していると、英輔(浜田晃さん)たちに踏み込まれ、拘束されてしまう……という展開。

 キャストのコメントは以下の通り。

 ◇悦子役の小沢真珠さんのコメント

 本当に楽しかったです。特に、8話で小林絵津子を演じたあたりからあっという間でした(笑い)。明日から泥棒スーツを着られないと思うととても寂しいです。この作品で学んだことを忘れずに、また皆さんにお会いできた日によりパワーアップできているように頑張りたいと思います。その時はみんな“えっちゃん”って呼んでね!

 ◇渉役の栗原類さんのコメント

 本当にお世話になりました。すごく楽しい現場でしたし、毎日がすごく刺激的でした。皆さんと一緒にこの作品を作れたことは僕にとって一生の財産になります。この作品を僕の誇りの一つとして、一生大切にしていきます。

 ◇マツ役のどんぐりさんのコメント

 私は初日からカチンコチンで、どうなることやらと思っていたのですが、共演者の皆さん、監督さん、スタッフの皆さんが本当に優しい目で見守ってくださって無事終了することができました。このドラマは三世代で楽しんでいる人が多くて、本当にすごい番組に出演させていただいたと思ってうれしいです!

 ◇和一役の藤岡弘、さんのコメント

 昭和の古きよき日本の男を演じさせていただきました。しかし最後に(和一が)、全く違った変身ぶりで……(笑い)。本当に楽しい作品で、思い出に残りました。

 ◇巌役の麿赤兒さんのコメント

 伝説のスリ師という栄えある役をいただきまして……。正直最初は、なんだかよく分からなかったです(笑い)。でもとにかくマジックのようなスリ師でございまして、果たして視聴者の心をザックとスリとることができたのか、それは分からない! でも“いずれ分かる!”(笑い)。

 ◇尊役の渡部篤郎さんのコメント

 何とかこうやって乗り越えられたのも、自分の力だと思っています(笑い)。うそうそうそ(笑い)。本当に疲れているときに、皆さんの懸命な姿に一番励まされました。ありがとうございました!

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