花守ゆみり:「ラディアン」で「男の子役を心で演じる」 葛藤も…

アニメ「ラディアン」第2シリーズの試写会に登場した渕上舞さん(左)と花守ゆみりさん
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アニメ「ラディアン」第2シリーズの試写会に登場した渕上舞さん(左)と花守ゆみりさん

 フランスの少年マンガが原作のテレビアニメ「ラディアン」第2シリーズの試写会が9月27日、東京都内で行われ、主人公の少年セトの声優を務める花守ゆみりさんが登場した。花守さんは「実は、私自身の声質で少年マンガの男の子の主人公を演じることにプレッシャーがあった」と話し、「だからこそ、(アニメの)1期から声質で低く低くではなく、音にとらわれず男の子を心で演じるように心がけている」と語った。

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 続けて花守さんは、セトを演じる上で「どうしても自分の中でカッコよくしたい、もっと(声を)低く低くという気持ちが生まれてしまうのは嫌だなと思った」と話し、収録日の朝には、スケジュール表に自分で「セトは音じゃない魂だ」という文章を入力し、流れるような設定にしていたと明かした。

 「第1シリーズを最終回まで録(と)り終えたことが自信になっている」と花守さん。第2シリーズでは「セトという少年を魅力的に、かつ、より人間くさく演じていけたらいいなと考えている」と意気込みを語った。試写会には、オホコ役の渕上舞さんも登場した。

 「ラディアン」は、トニー・バレントさんのマンガが原作。魔法使い見習いの少年・セトが、怪物ネメシスの巣があるという伝説の地“ラディアン”を探す旅に出る……というストーリー。

 テレビアニメ第1シリーズがNHK・Eテレで2018年10月~2019年2月に放送された。「Angel Beats!」「暗殺教室」などの岸誠二さんが監督を務め、ラルケが制作した。第2シリーズはEテレで10月2日から毎週水曜午後7時25分放送。

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