スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー(P)が9月30日、東京都内で行われた12月公演の新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」の制作発表会見に登場した。同作は1984年に劇場版アニメが公開された宮崎駿監督の同名の名作マンガが原作で、宮崎作品、スタジオジブリ関連作品が歌舞伎舞台化されるのは初めて。鈴木さんは「宮崎にとってナウシカというのは、いろいろなやってきた中で一番大事な作品だったんですよ」と宮崎監督の思いを代弁し、歌舞伎化については「たぶん彼、嫌がると思っていたんです。というのは、ハリウッドなんかもこれを実写映画にしたいとかいろんな話があり、全部お断りしてきたんです。ところが今回に限ってはなぜかやろうよ、と言ってくれた」と快諾したことを明かした。
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