ドラゴンボールDAIMA
第6話 イナヅマ
11月18日(月)放送分
アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などで知られる岡田麿里さんが脚本・構成を手掛けるオリジナル劇場版アニメ「キミだけにモテたいんだ。」(久藤瞬監督)が10月25日に公開される。“残念な”5人の男子高校生たちがモテメン甲子園に出場するというストーリー。ヒロインの堀ノ宮早紀子(ホリコ)の声優を務めるのが、「進撃の巨人」のミカサ・アッカーマン役などでも知られる石川由依さんだ。石川さんに、アフレコや同作のテーマの一つ「モテ」について聞いた。
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「キミだけにモテたいんだ。」は「モテたいんだ。」という言葉の強さも感じる。石川さんはこのタイトル、作品についてどんな印象を持ったのだろうか?
「『モテたいんだ!』と言われると何というか……。不誠実な感じもしますが『キミだけ』という言葉からいちずな感じもして、言われてみたい!とも思いました。女子はみんな、憧れがあるんじゃないでしょうか。実際に言われたら、何、馬鹿なこと言っているんだろう?ってなるでしょうね。照れもありつつ。モテるって好かれることなので、魅力があるからこそモテるのでしょうし、モテることは、自信にもつながっていくと思います。このアニメでも男の子たちがモテのために自分を磨きます。一つのことに一生懸命頑張るのはすてきですね」
石川さん自身の「モテエピソード」について聞いてみると「無いですね。ちょっとその辺は……。小学6年生の時、1年生の世話係をしていて、三つ編みを引っ張られたり、ある意味ではモテていました。それくらいしかエピソードがありませんね」と話す。
石川さんは、高校生時代は舞台に出演したり、声優デビューをしたりと芸能活動もしていたこともあり、「青春らしい青春を送っていなかったし、男子と関わりが無かった」という。
「2カ月だけ弓道部に入っていたのですが、舞台などもありましたし、早々に辞めてしまいました。弓道ははかまが格好いいし、憧れています。今もやってみたい!という気持ちがあります。なかなか難しいんですけど」
「キミだけにモテたいんだ。」は、モテそうなのになぜかモテない、不器用で“残念な”男子高校生たちが「モテメン甲子園」なる大会に出場することになり、優勝を目指して成長していく姿を描く。声優として斉藤壮馬さん、内山昂輝さん、富園力也さん、松岡禎丞さん、梅原裕一郎さんも出演する。
石川さんは学校でも有名なお嬢様の堀ノ宮早紀子(ホリコ)の声優を務める。これまで演じたことの無いタイプのキャラクターだったといい、演じる際に意識したのは「素直さ」「真っすぐさ」だった。
「ちょっと世間知らずなところもあるけど、悪気は無いんです。素直だから言ってしまうせりふもあります。真っすぐなところを意識しました。アフレコでは『少し周りから浮いた存在でいてほしい』『どこかかみ合っていない感じに聞こえるように』というディレクションがありました。ホリコはクールではないし、感情を表に出さないわけでもないけど、会話がちぐはぐなんです。普段は掛け合いでお芝居を考えることもあって、難しかったですね」
作品について「モテることは彼らにとっては大事なことで、努力して、挫折もあったりします。仲間がいるから頑張っていこう!と、キラキラしていて青春が描かれています」と語る石川さん。キラキラした青春の中で、真っすぐなホリコはどんな演技を見せてくれるのだろうか……。
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