岸井ゆきの:「愛がなんだ」で成田凌と「距離置いた」 深川麻衣と裏話披露

主演映画「愛がなんだ」のトークイベントに登場した岸井ゆきのさん
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主演映画「愛がなんだ」のトークイベントに登場した岸井ゆきのさん

 女優の岸井ゆきのさんが10月25日、東京都内で行われた主演映画「愛がなんだ」(今泉力哉監督)のブルーレイディスク(BD)&DVD発売記念のトークイベントに登場。同作で自身が演じたテルコが思いを寄せるマモルを演じた成田凌さんについて、「(マモルを)手が届きそうで届かない夢と希望のようにしたくて(成田さんと)本当に話さなかったし、成田君のどんな情報も知りたくなかった」と演じるために“距離感”を意識したと明かし、「顔とかも奇麗だし、本人がすごく優しいので、その優しさだけを受け取って私は干渉しないみたいな。メーク時間に成田君がかけた曲がすごい好きな曲だったけど『話さない』って!(笑い)。役に没頭するってこういうことなんだと思った」と感慨深げに語った。

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 映画は、直木賞作家の角田光代さんの同名小説(角川文庫)が原作。一目ぼれした男にいちずすぎるアラサー女子の一方通行の“片思い”を描く。28歳の女性会社員・テルコ(岸井さん)は友人の結婚パーティーで偶然出会ったマモル(成田さん)に一目ぼれ。思いを募らせたテルコは、仕事を失いかけても自分の時間のすべてをマモルにささげ続ける。しかし、2人の時間を重ねるほど突きつけられるのは、「マモルにとってテルコは都合のいい女」という現実。それでも追いかけ続けるテルコだったが、ある日、マモルの態度が急に冷たくなり、連絡が途絶えてしまい……というストーリー。イベントには、深川麻衣さん、今泉監督も登壇した。

 BDはメーキングやイベント映像集を収めた特典ディスク、4つ折りライナーノートなど限定特典が付属。BD、DVD共通特典として、特報や予告編が収録されている。発売中で、価格はBDが5800円(税抜き)、DVDが3800円(同)。

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