安野希世乃:劇場版「冴えカノ」収録は「深海の底にいるような感じ」 倫也役・松岡禎丞にツッコミも

劇場版アニメ「冴えない彼女の育てかた Fine」の公開記念舞台あいさつに登場した(左から)赤崎千夏さん、矢作紗友里さん、大西沙織さん、松岡禎丞さん、安野希世乃さん、茅野愛衣さん、春奈るなさん
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劇場版アニメ「冴えない彼女の育てかた Fine」の公開記念舞台あいさつに登場した(左から)赤崎千夏さん、矢作紗友里さん、大西沙織さん、松岡禎丞さん、安野希世乃さん、茅野愛衣さん、春奈るなさん

 アニメ「冴(さ)えない彼女の育てかた」(冴えカノ)の劇場版アニメ「冴えない彼女の育てかた Fine(フィーネ)」(亀井幹太総監督)の公開記念舞台あいさつが10月26日、東京都内で行われ、加藤恵の声を務める安野希世乃さんが登場。安野さんは劇場版の公開について「5年間も走ってきた作品のフィナーレが、こんな大スクリーンでたくさんの皆様にご覧いただける機会に実ったことが、うれしくて仕方ありません!」と喜びを表現。劇場版での安芸倫也役の松岡禎丞さんとの掛け合いの感想を聞かれると、「深海の底にいるような感じでした。時が止まった、『精神と時の部屋』みたいな……」としみじみと振り返っていた。

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 劇場版の見どころについて、安野さんは「恵の色づくほっぺた」とコメント。「恵は、テレビシリーズはフラットなキャラクターとして、表情変化が少ないと言われていたんですけど」としつつ、「(劇場版は)恵のほっぺの色が、“ぽっ”て可愛くなるんですよ。『いま照れているんだな』とか(分かる)。恵の色づくほっぺた、ぜひ注目してほしいポイントだなと思います」と笑顔で語った。

 安野さんは舞台あいさつ終盤、締めのあいさつを自身にパスした松岡さんに「こういうところはさー、主人公である安芸くんがバシっと決めるのが筋なんじゃないかなー」と恵の声でツッコミ。すかさず松岡さんは「すみません」と謝り、観客を笑わせていた。

 舞台あいさつには、澤村・スペンサー・英梨々役の大西沙織さん、霞ヶ丘詩羽役の茅野愛衣さん、氷堂美智留役の矢作紗友里さん、波島出海役の赤崎千夏さん、主題歌を担当した春奈るなさんも出席した。

 テレビアニメ「冴えカノ」は丸戸史明さん作、深崎暮人さんイラストの人気ライトノベルが原作。アニメやゲームが大好きな高校生・安芸倫也が、桜舞う坂道で出会った女の子をヒロインとしたゲームを制作するために奮闘する姿を描いたラブコメディーで、テレビアニメ第1期が2015年1~3月、第2期が2017年4~6月に放送された。

 劇場版では、サークル「blessing software」を脱退した英梨々と詩羽は大作ゲーム「フィールズ・クロニクル」を開発するために、人気クリエーターの紅坂朱音の元へ行く。「blessing software」代表の倫也はサークル活動を継続しながら、副代表の恵と共に新作開発を開始。イラストレーターに後輩・出海を起用して、プロデューサーを出海の兄・伊織に依頼し、倫也のいとこ・美智留と彼女のバンド「icy tail」と新作の開発を進める……という内容。

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