大ヒット作「ターミネーター2」(1991年)の正統な続編となるシリーズ最新作「ターミネーター:ニュー・フェイト」(ティム・ミラー監督)が公開中だ。今回の作品で、プロデューサーとして28年ぶりにシリーズに関与したジェームズ・キャメロンさん。これまでいくつものシリーズを成功に導いたヒットメーカーがこのほど、続編を作る上での極意を明かした。
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「ターミネーター:ニュー・フェイト」は、「ターミネーター」「ターミネーター2」を手がけたキャメロンさん、T-800役のアーノルド・シュワルツェネッガーさん、サラ・コナー役のリンダ・ハミルトンさんが約30年ぶりに再集結し、「ターミネーター2」のその後の世界を描く作品だ。
キャメロンさんは続編作りについて「まずは“基本に戻ること”を何よりも大切にした」と切り出し、「一方で同じことをやるのは面白くない。私たちの大きな課題は“どうやって基本に戻り、オリジナルの作品で人々から愛されたものに戻りながらも独自の独創的なやり方にするか?”だった。観客を驚かせながらも、彼らを裏切らないことが大切なんだ」と明かす。
こうしたセオリーは、本作でも実践しているそうで、「最初の2作品は両方とも、36時間のうちに起こった話だった。『本作も36時間内に起こるストーリーにしよう!』と提案したよ」と振り返り、「本作は革新的で過激なアクションによるハラハラドキドキも満載だ。格好いい祖母世代の戦士(=サラ・コナー)はチャレンジだったし、T-800もある変化を遂げているんだ」とサプライズが待っていることを語っている。
「ニュー・フェイト」は、「T2」から25年後の世界が舞台。メキシコシティの自動車工場で働く女性、ダニーが弟のミゲルと共にターミネーターREV-9に襲われる。彼らを守ったのは、2042年の未来から送り込まれた強化型兵士のグレース。工場を脱出しても、執拗(しつよう)に追ってくるREV-9。彼女たちを助けたのは、ハイウエーで待ち構えていたサラ。ターミネーターの情報を知らせる謎のメールが誰かから届くと告白したサラは、発信元のテキサス州のエルパソへ向かう……。
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