女優の蒼井優さんが11月17日、中央大学・多摩キャンパス(東京都八王子市)で行われた第11回TAMA映画賞の授賞式に出席した。6月にお笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太さんと結婚し、今年人生の節目を迎えた蒼井さんだが、同映画賞では本年度最も心に残った女優を表彰する最優秀女優賞を受賞。「新しい一歩を踏み出す時期にこういう賞をいただけてとても光栄ですし、ある種の叱咤激励だと思って、これからも真面目に映画づくりをやっていきたい」と喜びを語り、尊敬する俳優、山崎努さんとの共演から「もっともっと大胆に挑戦していいんだと学んだ」とさらなる力をもらったことを明かした。
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蒼井さんは、今年「長いお別れ」(中野量太監督)、「宮本から君へ」(真利哲也監督)、「斬、」(塚本晋也監督)などに出演。「一つ一つがとても勉強になった作品」と話した。その中でも「斬、」は「塚本晋也監督のもと、物作りの美しさというものを体の底から体感させていただくことができた。それを踏まえて、これからまた映画人として映画を作っていくことになる」と転機となる作品になった様子。
「長いお別れ」では名優である山崎さんと親子役として共演を果たしたが、デビューしてすぐのときに俳優業の勉強のために読んだのが、山崎さんの著書「俳優のノート」だったという。「山崎さんは、リハーサルから本番まで何度もいろいろな挑戦をされる。常に挑戦される姿勢を目の当たりにすることができた」と刺激を受けたことを語り、「また(山崎さんを)好きになってしまいました」と笑顔を見せていた。
TAMA映画賞は、1991年から毎年、東京都多摩市で開催されている市民映画祭「TAMA CINEMA FORUM」で2009年に創設された映画賞。この日の授賞式には、蒼井さんのほか、前田さん、井浦新さん、成田凌さん、清水尋也さん、岸井ゆきのさん、シム・ウンギョンさんらも出席した。
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