福田麻由子:初の朝ドラ「スカーレット」語る 百合子役は「素直さ、天然さ」大事に

テレビ
NHKの連続テレビ小説「スカーレット」に川原家の三女・百合子役で出演している福田麻由子さん (C)NHK

 女優の戸田恵梨香さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「スカーレット」に川原家の三女・百合子役で出演している福田麻由子さん。福田さんは今回が初の朝ドラで、「朝ドラはオーディションに一度行ったことがあるくらいで、自分が出演するとは思っていなかったので、出演が決まった時はすごく不思議な気持ちになりました」と話す。また、「13歳の百合子から演じていますが、百合子は家族の中では一人だけ戦争を知らない子です。悲惨なものを見てきていないので、素直さや天然さを持っている子。それを大事にして演じたいなと思っています」と明かす福田さんに、ここまでの撮影を振り返ってもらった。

 ◇末っ子ならではの気苦労も? 大阪ことばは…

 「スカーレット」は、101作目の朝ドラで、焼き物の里・滋賀県の信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる川原喜美子(戸田さん)の波瀾(はらん)万丈の人生を描く。喜美子の下の妹の百合子(福田さん)は、一家が大阪から移ってきたときにはまだ赤ちゃんだったため、根っからの信楽育ち。母のマツ(富田靖子さん)の優しくて穏やかな性格を一番、受け継いでいて、次女の直子(桜庭ななみさん)とは対照的に、ずっと信楽に住んで喜美子に寄り添い、相談相手となる……。

 父・常治(北村一輝さん)が「亭主関白」のため、百合子は「ある意味、家族に一番気を使って、顔色をうかがう面もある」という福田さんは、「一番年齢が低いからというのもありますが、その場の家族の空気を誰よりも感じています。真っすぐで無邪気な面と、気を使っている面の両方あるのが彼女の特性なのかなと思っています」と役を語る。

 “信楽育ち”の百合子だが、家族同様に「大阪ことば」を話す。福田さんは、「今は大阪ことばに慣れるために、意識的に、普段から大阪ことばで話すようにしています。撮影でもアドリブが飛び交うことが多いのですが、言葉の壁があって、標準語のときはポンと返せても、大阪ことばだとどう言ったらいいのか分からないのがイヤだなと思って。頑張って練習していますが、大阪ことばの敬語がまだよく分かりません」と笑っていた。

 ◇初の朝ドラに「驚きと不安」 戸田恵梨香には「本当に甘えたくなる」

 改めて、初の朝ドラの印象を「撮影が長期間というのもありますし、影響力が大きいというのもありますし、未知の世界なので、驚きと不安がすごく大きかったです」と明かす福田さん。事務所の先輩でもある、喜美子役の戸田さんの存在は大きいようで、「普段からよくお話をさせていただく機会があるのですが、今は恵梨香さんと話しているというより、喜美子姉ちゃんと話している感じで、本当に甘えたくなります。私ももう25歳で、末っ子という役も今後あまりないと思うので、現場では先輩たちに思う存分、甘えてさせてもらおうかなと思ってます」と話している。

 最後に「川原家は貧乏でいろいろともめるし、お父ちゃん(常治、北村さん)はすぐ怒るし、特別恵まれた家族ではありませんが、愛(いと)おしい家族です」と語ると、「家族があるというのは、それだけで一つの奇跡なんだと台本を読んでいても思います。視聴者の皆さんも毎朝、川原家を見て、元気を得てもらえればうれしいです。そして百合子はこれから大人になって結婚もするだろうし、一番末っ子から成長して、周囲の人たちを助けられるように成長していくだろうと思います。その姿を、私自身楽しみにしています」と今後の展開に期待していた。

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