2017~18年に放送された特撮ドラマ「仮面ライダービルド」の猿渡一海(仮面ライダーグリス)役などで知られる俳優の武田航平さんが、北都三羽ガラス・赤羽役の栄信さん、黄羽役の吉村卓也さんと演劇ユニットを結成し、2020年3月上演の舞台に挑戦することが11月29日、明らかになった。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
舞台は武田さん、栄信さん、吉村さんの3人芝居で、脚本・演出を吉村さんが担当。浅草九劇(東京都台東区)で2020年3月17~22日に上演される。また演劇ユニット名、作品タイトル、作品ビジュアルなどの情報は、新設されたオフィシャルツイッター(@3unitstage)にて順次発表される。
武田さんは「この度はおふざけと思われても仕方のない3人で集まってみました。はい。若輩者ながら、自分たちなりに何か発信していきたいと思い発足させていただきました。まずは1回目、やってみようということでチャレンジさせていただきます。しかし、やるからには本気です! 見てくださる方々が楽しめるようなモノを創作していけるようやらせていただきます! よろしくお願いします!」と意気込んでいる。
栄信さん、吉村さんのコメントは以下の通り。
この度、有り難いことに2020年3月、3人で舞台をやらせていただくことになりました。一つの作品で出会った役者たちが媒体を変え、役柄を変え、信頼できるスタッフの皆さんと共にまた表現できることをとてもうれしく思います。吉村卓也が描く世界を、3人で表現する空間をぜひお楽しみにしていただければと思います。やる気MAX!! ご期待ください!!
思えば僕たちが新しいことを始める時は、いつも居酒屋からはじまります。俺たちの映画「仮面ライダーグリス」をなんとかして作ってもらおうと動き始めたのも、お酒を片手に語り合っていた時。そして今回「ユニットを組んで舞台を作りませんか」と、お二人を口説いたのも居酒屋でした。お酒の力というのは偉大ですね。アルコールが入り判断能力の低下も功を奏したのか、二つ返事でオッケーをいただきました。そもそも、なぜ演劇ユニットを結成しようと思ったのか、理由は大きく二つあります
2019年2月に自身初となる一人舞台に挑戦し、そこで作品作りの産みの苦しみを知り、それ以上に、自分の創造が形になり、お客さんの元へ届いた時の幸福感を知りました。「創造し続けたい」。そのためのホームを作りたかったのが、一つ目の理由です。
そして二つ目の理由、これがユニット結成最大の理由です。武田航平さん、栄信さん。このお二人と僕が芝居をしたいからです。見た目も、今まで演じてきた役のタイプもまるで違う3人。その3人が同じ舞台に立った時、どんな舞台が出来上がるんだろう。それを考えたらワクワクが止まらず、そんな舞台が出来るのであれば自分で作り上げたい、そう思いました。演劇ユニット結成、第1回目となる舞台では脚本、出演、そして初となる演出にも挑戦します。武田航平、栄信、吉村卓也。この3人だからこそ出来る舞台になるように精いっぱい頑張ります。ぜひ僕らの挑戦を見に来てください。