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4月23日(木)放送分
「NHKスペシャル『シリーズ 体感 首都直下地震』ウイーク」(12月1~8日)内で12月2日から4夜連続で放送されるドラマ「パラレル東京」に出演する女優の小芝風花さん。首都直下地震に襲われた東京の架空のテレビ局で働くニュースチームの闘いを、地震発生直後から4日間にわたりリアルタイムで描くドラマで、初のアナウンサー役に挑戦した。11日間にも及んだ撮影は緊張の連続で「毎日が山場」だったといい、次々と起こる悲惨な出来事や刻一刻と変わる状況の中、蓄積する疲労感も「リアルに出ている」と明かす小芝さんに話を聞いた。
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番組のテーマは、30年以内に70%の確率で発生するとされる首都直下地震。ドラマは内閣府が公表した被害想定に基づき、「架空の東京=パラレル東京」で「そのとき何が起こるか」、VFX映像を用いて描いたフィクションとなる。舞台は、膨大な被害情報・映像が集まるテレビ局のニュースセンターで、地震発生を“自分のこと”として捉えきれていなかったスタッフたちを「想定外」の出来事が次々に襲っていく。
架空のテレビ局「NNJテレビ」の新米キャスター・倉石美香を演じた小芝さんが、まず肌で感じたというのが「恐怖」だ。災害そのものに対してはもちろん、緊急時に「自分の言葉一つが人の生死を分けるかもしれない」というアナウンサーの職務の重さからくる「恐怖」でもあり、「私に務まるのかなという気持ちがすごくあった」という。
一方で「地震が多い日本でこの作品に携われるのは、すごく意味のあることなのだろうと思って、私もできる限りのことを尽くして、頑張りたいと思いました」と話す小芝さんは、事前にNHKでのアナウンサーのレッスンのほか、ニュースセンターでの緊急報道の訓練を見学し、撮影に臨んだことを告白。
「訓練の緊張感、本当に地震が起きたんじゃないかっていうくらいのリアルさと共に、『これを私が担当しなくてはいけないんだ』というプレッシャーと恐怖が思いっ切りのしかかってきて、またそこでも泣いてしまったのですが……。でも、台本を読んで想像していたものはまた違った衝撃がありましたし、アナウンサーの仕事って、ただ与えられた原稿を読むだけではなく、ちゃんと内容を把握して正しく伝えることが大事。特に緊急報道では自分の言葉一つで人の命が左右される、それこそ句読点を入れる位置で意味が変わってしまうこともあるので、本当に見学できて良かったなって思います」としみじみと振り返っていた。
今回、台本を読んだだけで「初めて恐怖で涙が出た」とも明かす小芝さん。実際の撮影も「朝から晩まで休みはなくて、毎日が山場で重いシーンの連続」だった。
「どこかの道路が通れるようになったとか、物資が届くようになったとか、少しでも良い知らせが届いたとしても、その一方で、悲惨なことが起こっていたり、本当に心が休まる瞬間がなくて。ずっと気が張っている状態なので、睡眠もちゃんととれない、眠りも浅くて、すぐに目が覚めてしまう。撮影は順撮りだったので、たまっていく疲労感がDAY1からDAY4にかけてどんどんとリアルに出ていると思います」と明かす。
また、「今回、演じさせていただいた倉石美香という人物も、自分も被災者なんだってことにまずは衝撃を受ける」という小芝さんは、「自分が大災害の当事者になるなんて考えたこともない、大事な人が巻き込まれるなんて想像したこともないという人もいると思うのですが、この作品を通して意識が変わって、少しでも最善の対策がとれて、大事な人の命を守れる行動をとれるようになってもらえたら」と思いを語っていた。
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