俳優の柳楽優弥さん主演の連続ドラマ「ライオンの隠れ家」（TBS系、金曜午後10時）の第10話が12月13日に放送された。ラストでの洸人（柳楽さん）にまつわる展開について、SNSで話題になった。

あなたにオススメ

次期朝ドラ「あんぱん」　やなせたかしさん夫婦がモデルの「愛と勇気の物語」

　◇以下、ネタバレがあります

　洸人は、祥吾（向井理さん）からライオン（佐藤大空くん）を取り戻すことに成功する。久しぶりのライオンとの時間に、嬉しそうな美路人（坂東龍汰さん）の様子を見て、洸人も笑顔を見せた。そんな中、退院した愛生（尾野真千子さん）が、洸人の家にやってくる。

　愛生の快気祝いにと、寅吉（でんでんさん）が届けてくれたカニを、皆で囲むことになった。カニを食べて喜ぶライオンの姿を見て「こんなに幸せでいいのかな」と漏らした愛生。寅吉は「何言ってるんだよ。今まで苦労してきたんじゃねぇかよ。その分、幸せになってくれよ」とエールを送る。

　その後、美央（齋藤飛鳥さん）たちとの飲み会に参加できた洸人。「飲みに来るなんて大学以来だから、ちょっと正解がわからない状態」と漏らした。翌日、午後1時すぎに目を覚ました洸人は、きれいに整頓された部屋を見渡す。そして、1人でカップラーメンをすすった。

　ラストでは、洸人が姿を消してしまう展開で、SNSでは「喜んで迎えたライオンたちとの生活。居酒屋の生ビール。13時の起床。ひとりですするカップラーメン。何気ない日常なのに、家族も増えたのに、洸人にとても孤独を感じて心がざわつく」「昼過ぎに起きて整頓された家でカップラーメン食べるシーン、あの背中良いカットだったなぁ。洸人どうしたんだよぉー」などのコメントが並んだ。

　また「カップ麺食べてる洸人の背中見たら、なんか涙が出てきてしまった」「カップラーメン食べてる洸人見て泣いちゃった。急に自由与えられると不安になるよね……」「支えてたと思ってた洸人は、みっくんとの暮らしのルーティンに実は支えられてて、自分が全てやらなくても生活が回ってしまったことに自分の存在意義を考えてしまったのかな」「1人になると食事もカップラーメンになるところが妙にリアルで」といった声が上がった。