東映アニメーションと円谷プロダクションが共同制作するアニメ「KAIJU DECODE 怪獣デコード」のイメージビジュアルが12月14日、公開された。3DCGで「怪獣と少女の物語」を描くといい、ビジュアルには少女の姿が描かれている。
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「楽園追放 -Expelled from Paradise-」「正解するカド」などを手がけた東映アニメーションの野口光一さん、「ウルトラ銀河伝説外伝 ウルトラマンゼロ VS ダークロプスゼロ」「SSSS.GRIDMAN」などの円谷プロの隠田雅浩(おんだ・まさひろ)さんがプロデューサーを務める。
日本のアニメには、ロボット、妖怪、魔法少女など特異性のあるジャンルが存在しますが、怪獣ものがあまりないと感じていました。その上で、円谷プロの繰り出す怪獣のワクワク感をアニメでできないかと思い企画に至りました。今回の作品では日本のアニメの良さを生かしながら、海外でも通用する3DCGだからこそできる表現をさらに探求していきます。その一環として、海外で活躍されているクリエーターのSei Nakashimaさんにキャラクターデザインをお願いしました。また、ロス、バンクーバー、東京、札幌のスタッフで現在制作しています。
完全オリジナルとなるこの作品で伝えたいのは、“命の平等性”とか“人類と怪獣の共存”を問うような物語。根本にあるのは共に生きる、そんなテーマです。物語の設定は、無国籍な近未来。でも有機的な世界。自然とデジタル生態系が一緒になってしまったような世界を予定しています。その世界を、野口さんが得意とされるハイセンスな映像でどんな表現となるか、ご期待ください。
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