今田美桜:声優でも新境地 劇場版「ヒロアカ」で声優陣うならせる アフレコに没頭

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「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」に声優として出演する今田美桜さん

 「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の堀越耕平さんのマンガが原作のアニメ「僕のヒーローアカデミア」(ヒロアカ)の劇場版「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」(長崎健司監督、12月20日公開)で、オリジナルキャラクターのスライスの声優を務める女優の今田美桜さん。同作の完成披露試写会でアニメのレギュラー声優の山下大輝さんや梶裕貴さんらが「意外だった」「すごかった」と今田さんの演技を絶賛した。今田さんは今年、ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」「ドクターX~外科医・大門未知子~」などに出演したことも話題になり、“最旬女優”とも呼ばれているが、劇場版「ヒロアカ」では新境地を見せた。今田さんはこれまで声優の経験が何度もあるわけではない。一体、どのように役に向き合ったのだろうか……。今田さんを直撃した。

 ◇普段、出さない低い声 迫力も意識

 劇場版「ヒーローズ:ライジング」は、主人公・緑谷出久(デク)たち雄英高校ヒーロー科1年A組が、期間限定の校外ヒーロー活動のため、日本のはるか南に位置する離島・那歩島(なぶとう)を訪れていると、謎の敵<ヴィラン>が襲来し、1年A組のメンバーが力を合わせて立ち向かう。今田さんが劇場版アニメに声優として出演するのは初めてで、敵<ヴィラン>のスライスを演じる。

 劇場版を見た人だったら「意外だった」「すごかった」とレギュラー声優陣をうならせたこともうなずけるはずだ。スライスの声は低めで、妖艶でクール。それだけでなく迫力もある。今田さんが演じていると言われなければ、気がつかないかもしれない。そのことを伝えると「その言葉が一番うれしいです」と笑顔を見せる。

 「スライスはクールで格好よく、色気もあるキャラクターです。敵<ヴィラン>の仲間に依存しすぎず、自立している。仲間思いでもあります。いろいろな魅力があって、表現するのが難しかったです。普段、出さない低い声で、迫力を出したいと思っていたのですが、難しくて……。だから、私だと分からなかったと言っていただき、ホッとしました」

 「ヒロアカ」は人気作品だ。それだけにプレッシャーもあった。

 「劇場版アニメの声優は初めて。これまで、吹き替えの経験はありましたが、全然違うんです。オリジナルのキャラクターなので、分からないことも多かった。自分の声によってスライスという存在が決まることに緊張しました。世界中で人気の作品ですし、自分の声がアニメの世界にどう入っていくんだろう……と」

 ◇初めての経験ばかり 「分からなくなる」くらい没頭

 緊張の中、長崎監督やスタッフのアドバイスを受けながら集中した。

 「アドバイスをたくさんいただきました。普段と声の使い方が全然違ったんです。普段、ドラマなど女優の演技は、話しかける相手との距離感が分かるのですが、アニメは相手との距離感が分かりません。想像しながら演じることも難しかったです。ダメージを受けた時の『ウッ』という息遣いも経験がなかったし、アフレコを進める中で、戦う時に笑うお芝居を足すことになったり、初めての経験ばかりでした。自立したキャラクターであることがポイントだったのかな?と感じました。とにかくスライスになることを考えていて、収録が終わってから自分がどうやって演じていたかが分からなくなったんです。楽しかったです!」

 「分からなくなる」くらい没頭したからこそ、今田さんが演じるスライスが魅力的なキャラクターになったのだろう。

 「また、アニメの声優をやってみたい?」と聞くと「いつかもっと成長して、機会があればぜひやらせていただきたいです。(麗日)お茶子ちゃんのような女の子のキャラクターも可愛いですよね。可愛い女の子もやってみたいけど、難しいですよね。声優さんはやっぱりすごい!と改めて感じました」としみじみ語る。

 今後、女優としての活躍はもちろん注目されるが、声優としての活躍も……と期待したくなる。

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