MBS:2024年にJR大阪駅直結の新劇場をオープン 1200~1300席

JR大阪駅直結するビルに入る新劇場(名称未定)の外観イメージ=MBS提供
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JR大阪駅直結するビルに入る新劇場(名称未定)の外観イメージ=MBS提供

 毎日放送(MBS)は、2024年にJR大阪駅直結の大阪中央郵便局の跡地に建つ複合ビル内に新劇場をオープンさせると発表した。名称は未定。2024年夏に開業予定で座席数は1200~1300席になるという。この件で1月16日、本社(大阪市北区)で会見を開いた。

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 同社では1999~2016年に大阪市中央区で劇場「シアターBRAVA!」(1136席)を運営していたが、閉館後は後継となる新劇場の場所を探していた。

 新劇場はMBSメディアホールディングスが運営する。「梅田3丁目計画(仮称)」として2024年3月に開業する地上39階、地下3階の複合ビル内の西側中層部5~8階部分に位置し、JR大阪駅のホームや線路が見下ろせるようになるという。劇場の敷地面積は5500平方メートル。

 担当者は「『シアターBRAVA!』で関係した演出家らとまたやりたいと話していた。新劇場は『BRAVA!』で培ったノウハウを新しい時代に合うようアップデートさせ、舞台が近くて見やすい、いい劇場を造っていきたい」と話している。

 MBSの三村景一社長は「コンサートや演劇などライブで人の気持ちは動いていく。そういう場を提供していくのが地域のステーション(放送局)の役割。これまで劇場を運営してきた経験値を生かして、(2025年開催の大阪・関西)万博の前に、気持ちも新たにやっていきたい」と社長会見でコメントした。

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