わたしの宝物
第6話 生まれ変わったら本当の親子になれるかな・・・
11月21日(木)放送分
俳優の竹内涼真さんがTBS系のドラマ枠「日曜劇場」(日曜午後9時)で初主演する連続ドラマ「テセウスの船」が1月19日始まる。原作はマンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された東元俊哉さんの同名マンガ。竹内さん演じる主人公の田村心が31年前にタイムスリップし、鈴木亮平さん扮(ふん)する父で警察官の佐野文吾が逮捕された音臼村の「音臼小無差別殺人事件」の謎を追う……という展開。榮倉奈々さん、上野樹里さんらが共演する。
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現代パートは、上野さんが心の妻・田村由紀、安藤政信さんが車椅子の男、貫地谷しほりさんが心の姉・鈴を演じる。
心がタイムスリップする1989(平成元)年のパートは、芦名星さんがメッキ工場で働く佐々木紀子、竜星涼さんが紀子と婚約している新聞配達員の長谷川翼、「霜降り明星」のせいやさんが音臼村の名士の息子・田中正志、今野浩喜さんが音臼村で農家を営む徳本卓也、六平直政さんが音臼村のまとめ役の井沢健次、ユースケ・サンタマリアさんが村に突如現れた心を不審に思う刑事・金丸茂雄、笹野高史さんが音臼小学校の校長の石坂秀夫、麻生祐未さんが同小学校教師の木村さつきを演じる。榮倉さんは、両パートで文吾の妻の和子、白鳥玉季ちゃんが鈴、番家天嵩くんが心の兄の幼少期を演じる。
一貫して無罪を主張し続ける死刑囚の文吾、事件後に加害者家族として世間から後ろ指をさされ身を隠すように生きてきた和子を表現するため、鈴木さんと榮倉さんが特殊メークを施して登場するシーンもある。
初回は25分拡大版で放送。心が生まれる前に事件を起こしたとされた文吾。母の和子、姉の鈴と共に、加害者家族として世間からの厳しい視線を浴び、人目を気にして笑うことも許されなかった心は、最愛の妻・由紀から「自分の父親を信じてみて」と言われ、向き合う決意をする。
ある日、文吾が逮捕された事件現場・音臼村を訪れた心は、突然、事件直前の1989年へタイムスリップしてしまう。心はそこで、生まれて初めて文吾と31年前の母・和子に出会う。過去で出会った両親は優しさと笑顔にあふれ、村人に愛されていた。
文吾はなぜ殺人犯になったのか。本当に犯人なのか。心は過去の世界で事件の謎を解明し、事件を阻止して過去を変えようと立ち向かう……。
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