SPY×FAMILY:「ジャンプ+」の人気作が累計200万部突破 「暗殺教室」に次ぐ異例のスピード

「SPY×FAMILY」のコミックス累計発行部数200万部突破を記念した描き下ろしイラスト (C)遠藤達哉/集英社
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「SPY×FAMILY」のコミックス累計発行部数200万部突破を記念した描き下ろしイラスト (C)遠藤達哉/集英社

 集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載中の遠藤達哉さんのマンガ「SPY×FAMILY」の電子版を含むコミックス累計発行部数が、200万部を突破したことが1月27日、明らかになった。1月4日に発売されたコミックス最新3巻で200万部を突破した。2019年7月4日のコミックス第1巻発売から約半年での200万部突破は、アニメ化、実写映画化もされたマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)の人気作「暗殺教室」に次ぐ異例のスピードという。

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 累計発行部数200万部突破を記念し、遠藤さんが同作の人気キャラクター、アーニャを描き下ろしたイラストが公開された。遠藤さんは「たくさんの方々に拙作をお届けできて、本当に本当にうれしいです。4巻、5巻とさらに楽しんでいただけるようがんばりますので、お付き合いくだされば幸いです」とコメントを寄せている。

 「SPY×FAMILY」は、2019年3月に「少年ジャンプ+」で連載がスタート。すご腕スパイの黄昏(たそがれ)が、任務のためにかりそめの家族を作り、新生活を始める……という展開。スパイ、暗殺者の妻、超能力者の娘という、互いに正体を隠した3人のホームコメディーが描かれる。

 同作は、宝島社がその年の人気マンガをランキング形式で発表するガイドブック「このマンガがすごい!2020」オトコ編で第1位を獲得。さらに、マンガに精通する書店員らが「その年一番面白いと思ったマンガ」を選ぶ「マンガ大賞2020」(実行委員会主催)にもノミネートされている。

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