櫻井孝宏:「デジモン」新作劇場版は「グッと来るものがある」 光子郎役・田村睦心は感極まり涙

劇場版アニメ「デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆」の公開記念舞台あいさつの様子
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劇場版アニメ「デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆」の公開記念舞台あいさつの様子

 アニメやゲームが人気の「デジモン」シリーズの新作劇場版アニメ「デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆」(田口智久監督)の公開記念舞台あいさつが2月22日、東京都内で行われ、テントモン役の櫻井孝宏さん、泉光子郎役の田村睦心さんら16人の声優陣と田口監督が登場した。櫻井さんは、印象的なシーンとして大学生になった八神太一と石田ヤマトが酒を飲むシーンをあげて、「グッと来るものがありましたね。時間の流れを感じる」と語った。

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 16人の声優陣が集結するのは、この日のイベントが最後といい、テントモンのパートナーである光子郎役の田村さんは、声優陣それぞれのあいさつを聞きながら涙ぐみ、自分のあいさつの順番が回ってくると、「正直、さみしくって……」とコメント。主人公の八神太一たち“選ばれし子どもたち”が大人になっていく姿が描かれる新作について「子ども時代のキラキラとしたすてきな部分は、大人になっていくとなかなか出てこない。でも、大人になることって、失うだけじゃなくて、得て強くなっていくことでもある。大人になることを応援する作品になっている」と涙で声を詰まらせながら語っていた。

 「デジモン」は、1997年6月に携帯ゲームが発売。テレビアニメ第1弾が1999~2000年に放送され、息の長いコンテンツとして親しまれている。新作は「PERSONA3 THE MOVIE」「キノの旅-the Beautiful World- the Animated Series」などの田口さんが監督を務め、「デジモン」シリーズの初代プロデューサーを務めた東映アニメーションの関弘美さんがスーパーバイザーとして参加する。2000~01年に放送されたテレビアニメシリーズ第2弾「デジモンアドベンチャー02」のメインキャラクターが登場することも話題になっている。

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