映画興行成績:「パラサイト 半地下の家族」がV2 2位「スマホを落としただけなのに」続編、6位「デジモン」など新作5本

映画「パラサイト 半地下の家族」の一場面(C)2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
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映画「パラサイト 半地下の家族」の一場面(C)2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

 2月25日に発表された22、23日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、「第92回アカデミー賞」で、韓国映画として初めての受賞となった作品賞をはじめ4部門を獲得するという快挙を成し遂げた「パラサイト 半地下の家族」(ポン・ジュノ監督)が、2週連続で首位を獲得した。土日2日間で約20万4000人を動員し、興行収入は約2億9400万円を記録。累計では、22日に動員220万人、興行収入30億円を突破し、韓国映画の歴代記録を「私の頭の中の消しゴム」以来約15年ぶりに更新した。24日までの累計は、動員約242万人、興行収入約33億円となっており、その記録をどこまで伸ばすのか注目だ。

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 続く2位には、北川景子さん主演で2018年に公開された「スマホを落としただけなのに」(中田秀夫監督)の続編「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」(同)が初登場でランクイン。土日2日間で動員約14万3000人、興行収入約1億9700万円を上げた。2月21日の公開初日から4日間の累計では、動員約26万9000人、興行収入約3億6000万円というヒットスタートを切った。

 ほかの初登場作品では、アニメやゲームが人気の「デジモン」シリーズの新作劇場版アニメ「デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆」(田口智久監督)が6位にランクイン。また、「ヘレディタリー 継承」で話題となったアリ・アスター監督の最新作「ミッドサマー」が7位、女優のキャメロン・ディアスさん主演で大ヒットしたアクション大作をスタッフ、キャストを一新して再映画化した「チャーリーズ・エンジェル」(エリザベス・バンクス監督)が8位、2016年に実際に起こった米テレビ界のセクハラ騒動をシャーリーズ・セロンさん、ニコール・キッドマンさん、マーゴット・ロビーさんら豪華キャストで映画化した「スキャンダル」(ジェイ・ローチ監督)が9位に登場し、新作5本がトップテンに入る結果となった。

 1位 パラサイト 半地下の家族
 2位 スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼
 3位 犬鳴村
 4位 ヲタクに恋は難しい
 5位 1917 命をかけた伝令
 6位 デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆
 7位 ミッドサマー
 8位 チャーリーズ・エンジェル
 9位 スキャンダル
 10位 AI崩壊

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