神之塔:主人公の声優に市川太一 早見沙織、大塚芳忠も出演 人気ウェブマンガが原作のテレビアニメ

「神之塔 -Tower of God-」のビジュアル(C)SIU(C)Tower of God Animation Partners
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「神之塔 -Tower of God-」のビジュアル(C)SIU(C)Tower of God Animation Partners

 韓国の人気ウェブマンガが原作のテレビアニメ「神之塔 -Tower of God-」で、市川太一さんが主人公・夜の声優を務めることが3月2日、分かった。早見沙織さんが、夜の“光”になるラヘル、大塚芳忠さんが、塔の一階の管理人・ヘドンをそれぞれ演じることも発表された。

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 市川さんは「僕が演じる夜はラヘル一筋な純真無垢(むく)で真っすぐな少年。非力な夜が塔の試験で仲間に支えられ成長していく姿を見守っていただけるとうれしいです。原作ファンはもちろん、多くの方に楽しんでいただけると思います。回を追うごとに盛り上がっていく作品なので最後までぜひご覧ください!」とコメント。

 早見さんは「一見可愛らしいですが内側にはいろいろなものを内包しており、優しさを見せたかと思えばひょうひょうと己の欲望をあらわにすることもある女の子です。アフレコでは、多種多様なキャラクターたちの掛け合いが見ていて楽しかったです。主人公の夜サイドの動きとともに、ラヘルの動きにもご注目いただければと思います。ぜひ、お楽しみください」と話している。

 大塚さんは「最初は世界観がよく分からないまま突然作品に放り込まれたという感じでした。ヘドンの行動も謎、目的も謎、あの姿も謎。そして口元に漂うそこはかとない怖さ、まさに五里霧中。しかし、なぜか演じていて面白かった。大好きなタイプのキャラクターです。何もかも謎の中で手探り状態だったことが逆によかったのかも。アニメをご覧になられる皆さまには、ぜひそういう楽しさと迷いの、ないまぜになった微妙なムードを見つけて喜んでいただけたらと思います」とコメントを寄せている。

 同作は、SIU(シウ)さんのマンガで、2010年から韓国のNAVER WEBTOONで連載を開始。28カ国語に翻訳されるなど人気を集めている。星空を追い求める少女・ラヘル、一度も太陽を見たことがなかった少年・夜が、「塔の頂上に登れば、財産も権力も、何でもほしいものが与えられる」という神之塔に飛び込む……というストーリー。

 アニメは「ルパン三世」などのテレコム・アニメーションフィルムが制作。4月1日から放送される。

 ◇キャスト(敬称略)

 夜:市川太一▽ラヘル:早見沙織▽へドン:大塚芳忠

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:佐野隆史▽副監督:花井宏和 ▽シリーズ構成:吉田恵里香▽キャラクターデザイン:工藤昌史、谷野美穂▽音楽:Kevin Penkin

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