どうにかなる日々:劇場版アニメの音楽は「クリープハイプ」 繊細な恋模様描く予告編公開

「どうにかなる日々」のビジュアル(C)志村貴子/太田出版・「どうにかなる日々」製作委員会
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「どうにかなる日々」のビジュアル(C)志村貴子/太田出版・「どうにかなる日々」製作委員会

 「放浪息子」「青い花」などの志村貴子さんのマンガが原作の劇場版アニメ「どうにかなる日々」(5月8日公開)のビジュアル、予告編が3月17日、公開された。ビジュアルには、「痛いほどの 好きは、きっと いつか 愛(いと)しくなる。」というコピーが添えられ、アニメ化される4エピソードのキャラクターが描かれている。予告編は、各エピソードで描かれる繊細な恋模様が映し出される。また、4人組ロックバンド「クリープハイプ」が主題歌、音楽を担当することも発表された。

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 クリープハイプが映像作品の劇伴を担当するのは初めてで、ボーカル、ギター担当の尾崎世界観さんは「初めてのことで、これが正確か不正解かも分からないまま劇伴音楽に向き合っていました。でもこの作品自体が、正確と不正解だけではつかめないものを描いているから、きっとそれこそが正解だったんだと思います。『どうにかなる日々』は、ちゃんと目を見て話してくれる物語、ちゃんと目と目が合う映画だと思っています。その中で、見た人の耳に少しでも何かを残せたら幸せです」とコメントを寄せている。

 劇場版では、かつての恋人の結婚式で出会った2人の女性の揺れる思いを描いた「えっちゃんとあやさん」、教え子の突然の告白に翻弄(ほんろう)される男子校教師を描いた「澤先生と矢ヶ崎くん」、思春期を迎える幼なじみ2人の距離感ともどかしさを描いた「しんちゃんと小夜子」「みかちゃんとしんちゃん」の4エピソードをアニメ化。声優として花澤香菜さん、小松未可子さん、櫻井孝宏さんらが出演する。

 「あさがおと加瀬さん。」「フラグタイム」などの佐藤卓哉さんが監督を務め、ライデンフィルム京都スタジオが制作する。

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