BLEACH:最終章「千年血戦篇」がアニメ化 20周年プロジェクト始動 原画展も

「BLEACH」の20周年プロジェクトの特別映像(C)TITE KUBO/SHUEISHA
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「BLEACH」の20周年プロジェクトの特別映像(C)TITE KUBO/SHUEISHA

 マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された久保帯人さんの人気マンガ「BLEACH(ブリーチ)」の最終章「千年血戦篇」がアニメ化されることが3月21日、分かった。2012年のテレビアニメ放送終了から約8年を経て、「BLEACH」の20周年プロジェクトの一環として新作アニメが制作されることになった。1000年にわたる死神と滅却師(クインシー)の因縁、主人公・黒崎一護の知られざるルーツが描かれる。「BLEACH」の原画展が2021年冬に開催されることも発表された。久保さんの初の原画展で、カラーイラストや名シーンの生原稿が公開される。

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 久保さんの新作「BURN THE WITCH」が同誌で今夏、連載がスタートすることも発表された。2016年8月の「BLEACH」終了以来、約4年ぶりの久保さんの新連載となる。「BURN THE WITCH」は同誌の創刊50周年を記念して2018年に読み切りとして発表された作品で、今回連載されることになった。同作の中編劇場版アニメが製作され、今秋に公開される。

 「BLEACH」は、死神の力を身につけた黒崎一護が仲間と共に虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊と戦い、異世界を股にかけた冒険を繰り広げる姿を描いたマンガ。2001~16年に同誌で連載された。2004~12年にテレビアニメが放送され、4度にわたり劇場版アニメが公開されたほか、福士蒼汰さんの主演の実写映画が2018年に公開された。同誌の看板作品の一つとして人気を博した。コミックスの全世界累計発行部数は1億2000万部以上を誇る。

 ◇久保帯人さんのコメント

 まとめてアレコレ発表になって、皆さん半分ぐらい忘れちゃってることだろうと思います。僕は半分ぐらい忘れちゃってて、今このコメント書き直してるとこです。「BLEACH」最終章は、まあアニメやってる間に最終章までいかなかったから、しゃあないよねー。みたいな感じだったんですが、ここにきてアニメ化。聞けば「BLEACH」20周年だそうで。ありがたいですね。しかも「BLEACH」展までやってもらえるそうで。20周年に感謝です。

 ここまでの文章がひとごとみたいなのは、まだ「でかい規模でやるぞー!!」的な大枠しか決まってないからなんですが、どっちでもできるだけ協力して良いものにしていきたいなあと思ってます。そういや、こないだ星十字騎士団のキャストも何人か選んだとこです。楽しかったー。

 「BURN THE WITCH」の続きは、ホントは描くつもりなかったというか、趣味で描いて家族にでも読ませようかなーと思ってたんですが、担当にうまいこと乗せられて「ジャンプ」に載せることになりました。ネームを渡してアニメ化してもらいつつ原稿も描く、というのは初めての経験で面白かったし、どちらも良いものになってんじゃないかなーと思います。原稿はもう終わってるので、これを皆さんが読むころは、僕はどぶ森をやってると思います。皆さんもどぶ森をやりながら公開を待っていてください。どぶ森というのは、どうぶつの森の略称です。

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