わたしは真悟:高畑充希&門脇麦W主演 楳図かずおのSFマンガが原作のミュージカル WOWOWで5月に放送

ミュージカル「わたしは真悟」(C)渡部孝弘
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ミュージカル「わたしは真悟」(C)渡部孝弘

 楳図かずおさんのSFマンガが原作で、女優の高畑充希さんと門脇麦さんがダブル主演したミュージカル「わたしは真悟」の模様が、5月にWOWOWで放送されることが3月25日、明らかになった。

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 「わたしは真悟」は、1982~86年にマンガ誌「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)に掲載された楳図さんの長編SFマンガが原作。互いを思い合う小学校6年生の少女・真鈴(高畑さん)と少年・悟(門脇さん)は、夏休みの間、工場にあった産業用アームロボットに自分たちのあらゆる情報をインプットして遊んでいた。

 夏休みが終わると、真鈴は父親の転勤で英国へ行くこととなり、2人に別れのときが訪れる。その後、真鈴と悟の情報をインプットされたロボットに、徐々に自我が芽生えていく。ロボットは真鈴と悟を自分の両親だと認識し、2人から1文字ずつもらい、自ら真悟(成河さん)と名乗る。離れ離れになってしまった真鈴と悟の身に危険が迫ったとき、真悟は2人を助けるために人知を超えた進化を始める...…というストーリー。

 演技力と歌声で観客を魅了する高畑さんと、今作がミュージカル初挑戦となった門脇さんが、純粋に愛し合う小学生の真鈴と悟を熱演。2人の子供として自我が生まれた産業用ロボット「真悟」役で、成河さんが人間離れした動きと演技で存在感を示している。そして真鈴に恋する英国人のロビン役で小関裕太さん、悟の隣人の8歳の少女しずか役で大原櫻子さんも出演している。

 1992年のアルベールビル五輪の式典やシルク・ドゥ・ソレイユの演出などを務めたフィリップ・ドゥクフレさんが演出と振り付け、谷賢一さんが脚本、トクマルシューゴさんと阿部海太郎さんが音楽を担当した。演出協力は白井晃さん。

 番組は、2017年1月に新国立劇場中劇場(東京都渋谷区)で上演されたものを収録している。

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