機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ:ギギ役の上田麗奈 起用理由は「怖さ、ミステリアスな部分も」

劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」で上田麗奈さんが声優を務めるギギ・アンダルシア(C)創通・サンライズ
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劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」で上田麗奈さんが声優を務めるギギ・アンダルシア(C)創通・サンライズ

 人気アニメ「ガンダム」シリーズの劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」(村瀬修功監督、7月23日公開)の無観客のファンイベントが3月24日、東京都内で開催され、ギギ・アンダルシア役の上田麗奈さんが登場。ギギは容姿端麗な少女で、主人公ハサウェイ・ノアの運命を変えることになる。上田さんはキャラクターの印象を「初めて見たとき、大人っぽいなって、美しい人だなって思ったんですけど、よくよく見ていると、大人っぽいけどちょっと少女っぽいところもあるなという印象に変わっていきました。オーディションを受けさせていただいている間に、だんだん分からなくなって……。ちょっと不安定で、危うさ、隙(すき)を感じるようになったんです」と表現した。

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 アニメを手がけるサンライズの小形尚弘プロデューサーは、上田さんの起用理由を「ギギは少女でもあり大人でもあり、もろさも抱えているすごく難しいキャラクター。上田さんのオーディションでのお芝居のアプローチが一人だけちょっと違っていたんです。ナチュラルに可憐(かれん)な少女っぽいけど、ちょっと怖さもあったり、ミステリアスな部分も感じられて、スタッフ一同、上田さんだな!となりました」と説明した。

 「閃光のハサウェイ」は、1989~90年に富野由悠季さんが発表した小説が原作。宇宙世紀0105年を舞台に、第二次ネオ・ジオン戦争で苦い別離を経験したブライト・ノアの息子ハサウェイが新型モビルスーツ・Ξ(クスィー)ガンダムを駆って、地球連邦政府に反旗を翻す姿を描く。アニメは、小野賢章さんがハサウェイ、諏訪部順一さんがケネス・スレッグを演じ、「虐殺器官」の村瀬さんが監督を務める。3部作。

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