天使にリクエストを:「なつぞら」大森寿美男が書き下ろし NHKドラマに江口洋介、上白石萌歌、志尊淳ら

ドラマ「天使にリクエストを -人生最後の願い-」に出演する江口洋介さん(左)と上白石萌歌さん
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ドラマ「天使にリクエストを -人生最後の願い-」に出演する江口洋介さん(左)と上白石萌歌さん

 昨年、“100作目の朝ドラ”として注目を集めたNHK連続テレビ小説「なつぞら」の脚本家・大森寿美男さんが書き下ろしたオリジナルドラマ天使にリクエストを -人生最後の願い-」が6月からNHKで放送されることが分かった。

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 探偵とその助手、看護師、そしてスポンサーの老女。出自も育ちも異なる4人が依頼者の「最期の願い」に向き合いながら、それぞれの心の傷を見つめ、新たな未来へと踏み出していく……というストーリー。江口洋介さん、上白石萌歌さん、志尊淳さん、板谷由夏さん、倍賞美津子さんらが出演する。

 元刑事の島田修悟(江口さん)は小嶋亜花里(上白石さん)を助手に探偵事務所を構えているが、仕事をやる気はゼロ。そんなある日、金持ち風の老女から変わった依頼が舞い込んでくる。入院中に知り合った余命いくばくもない大松幹枝(梶芽衣子さん)の「人生最期の願い」をかなえるため、ある場所に連れて行ってほしいというのだ。その老女・佐藤和子(倍賞さん)は、金には糸目をつけないと言い切り、付き添い人としてすご腕の熱血看護師・寺本春紀(志尊さん)まで派遣。今後もこの活動を続けたいと語る。

 島田にはかつて仕事の巻き添えで一人息子を亡くし、妻・時恵(板谷さん)と別れ、警察も辞めた過去があった。なぜ自分を選んだのか? 疑いを抱きながらも島田はこの仕事を引き受け、患者の人生に触れていくことになる。それは島田自身の過去を見つめ直す道のりでもあった。だがこの活動の裏に秘められていたのは、ほかならぬ和子自身の「人生最期の願い」だった……。

 ドラマは全5回。NHK総合で6月6日から毎週土曜午後9時に放送。BS4Kでも放送される。

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