数々のドラマや映画で名脇役として人気を集めた俳優の志賀廣太郎さんが4月20日、誤えん性肺炎のため死去した。71歳。葬儀は29日、近親者のみで執り行われ、後日お別れの会を開く予定。
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志賀さんは兵庫県生まれ。母校の桐朋学園芸術短大で1978年から非常勤講師を務めてきたが、40歳を過ぎてから、平田オリザさんが主宰する劇団「青年団」で俳優として活動。その後、CMなどで話題を集め、名バイプレーヤーとしてさまざまな作品に出演。ドラマ「THE3名様」のパフェおやじ役が話題を集め、志賀さん主演のスピンオフが制作されたほか、ドラマ「三匹のおっさん」では、北大路欣也さん、泉谷しげるさんと並んでメインキャストを務めた。役所広司さん主演のドラマ「陸王」での富島専務役や、ドラマ「花のち晴れ」での執事・小林役など、近年も存在感を見せていた。
ただ、2019年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」を体調不良のため降板。2019年春に脳梗塞(こうそく)で倒れて以降、復帰に向けてリハビリを続けてきたがかなわなかった。