ようこそ亡霊葬儀屋さん:コミックス第1巻発売 Twitterで話題 “視える”葬儀屋の人間ドラマ

吉良いとさんの「ようこそ亡霊葬儀屋さん」のコミックス第1巻のカバー(C)吉良いと/集英社
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吉良いとさんの「ようこそ亡霊葬儀屋さん」のコミックス第1巻のカバー(C)吉良いと/集英社

 集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+」で連載中の吉良いとさんの「ようこそ亡霊葬儀屋さん」のコミックス第1巻が、5月13日に発売される。同作は、吉良さんの連載デビュー作で、ツイッターで話題となった。

ウナギノボリ

 「ようこそ亡霊葬儀屋さん」は、“視(み)える”葬儀屋である烏丸枢(からすま・くるる)が、後悔を残してこの世を去った幽霊たちを救う姿を描くヒューマンドラマ。2019年に「少年ジャンプ+」に同作の前身となる読み切り作品が掲載。ツイッターで5万リツイート、150万PVを記録するなど大きな反響を呼び、2020年に連載がスタートした。

 作者の吉良さんは、ゲーム会社に勤務する傍ら創作活動を続け、同作でデビューした。吉良さんは「会社勤めをしながら執筆していた同タイトルの読み切り作品がきっかけで、デビュー、連載化、そしありがたいことに単行本にまでなりました。一度は諦めていたマンガ描きへの道が、思わぬ形で開かれることに」とコメント。

 作品について「このマンガは、『幽霊の最期の願いをかなえる葬儀屋さんのお話』です。私自身、身内や親しかった人の葬儀の場で『あの時あの人とこうしておけばよかったな』と思うことが必ずありました。間違いなく、亡くなった人たちにも後悔の思いや願いはあるはず。その『最期の願いをかなえてくれる存在』……それが今作の主人公たちです。お手に取っていただける方の心に、少しでも残るものがあれば幸いです」と語っている。

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