緊急取調室:今夜、特別編を放送 “有希子”天海祐希と対決 遂行不可能な殺人事件の被疑者に松下由樹 斉藤由貴も出演

「緊急取調室」特別編のワンシーン=テレビ朝日提供
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「緊急取調室」特別編のワンシーン=テレビ朝日提供

 女優の天海祐希さん主演の連続ドラマ緊急取調室」(テレビ朝日系)シリーズの特別編が5月31日午後9時から放送される。今回は、松下由樹さんと斉藤由貴さんがゲスト出演した2015年9月放送のスペシャルドラマを再放送する。

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 「緊急取調室」は、可視化設備の整った特別取調室で容疑者を取り調べる専門チーム「警視庁捜査1課緊急事案対応取調班」(通称キントリ)のメンバーが、数々の凶悪犯と心理戦を繰り広げる姿を描く井上由美子さんのオリジナル脚本。第1シーズンは2014年1月期、第2シーズンは2017年4月期、第3シーズンは2019年4月期に放送された。

 特別編は、取り調べの可視化を実施している特別取調室を取材するため、報道番組のキャスター、三沢早苗(斉藤さん)がキントリにやって来た。可視化の必要性や、正々堂々と戦う覚悟を熱弁する真壁有希子(天海さん)に、キャリアウーマンの早苗は共感する。

 翌日、キントリは女子刑務所から前日に仮釈放されたばかりの元美容師・矢島聖美(松下さん)の取り調べ要請を受ける。聖美は、親友の紹介で付き合い始めた恋人を殺した罪で6年服役し、ようやく解放されたにもかかわらず、仮釈放からわずか3時間15分後に「人を殺した」と言って自首してきたという。供述通りの場所から、聖美の指紋や皮膚が付着した凶器と男性の遺体も発見された。ところが不可解なことに、遺体の死亡推定時期は約1週間前で、刑務所に収監中だった聖美には遂行不可能だった。

 聖美は、なぜ遂行不可能な犯罪を自白したのか、有希子は事実を究明しようとするが、聖美は“うその自白”を貫き通し、有希子を挑発する。さらに、洗いざらい話す条件として、取り調べのテレビ中継を提示する。有希子はこれを断固拒否。キントリのメンバーは自供を覆す証拠をつかむため奔走する。そんな中、有希子は聖美が出頭時になぜか所持していた高校時代の卒業アルバムに着目する。すると、聖美は“遂行不可能な第2の事件”を告白し始め……というストーリー。

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