中村ゆりか:「ギルティ」悪女役好評に安堵 撮影初日からいきなり“山場”も…

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連続ドラマ「ギルティ~この恋は罪ですか?~」で及川瑠衣を演じている中村ゆりかさん

 女優の新川優愛さん主演で4月にスタートし、6月25日から放送が再開される連続ドラマ「ギルティ~この恋は罪ですか?~」(読売テレビ・日本テレビ系、木曜午後11時59分)。裏切りや略奪などといった美男美女の危険な恋を描く“ドロキュン”ドラマにおいて、欠かせないスパイスとなっているのが、中村ゆりかさん演じる及川瑠衣だ。瑠衣は確信犯的悪女キャラで、中村さん本人も二面性のある瑠衣として、“新たな顔”を見せている。「瑠衣ちゃんのような役は、今までと違うキャラクターだなって私でも思いますし、皆さんがどう受け入れてくれるのか気になっていたのですが。豹変(ひょうへん)するシーンで驚いたとか、いろいろなコメントをいただけて、こんなにも楽しんで見てくださっているんだって、うれしく思いました」と安堵(あんど)の笑顔を見せる中村さんに話を聞いた。

 ◇小池徹平と色っぽくキス

 ドラマは、丘上あいさんのマンガ「ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~」(講談社)が原作。優しい夫・一真(小池徹平さん)と理想的な結婚生活を送る爽(新川さん)はある時、高校時代に付き合っていた初恋の相手・秋山慶一(町田啓太さん)と再会。やがて周囲の人たちの裏切りが次々と明らかになり、傷ついた爽の中で、かつて支えになってくれた秋山への思いが再燃する……という内容。キャッチコピーは「登場人物、全員裏切り者。」だ。

 中村さん演じる瑠衣は第1話から登場。爽の年下の友人の妹キャラで、爽によく懐いており、彼氏について爽に愚痴ったり、爽から夫との関係で相談を受けたり、本音の女子トークをする間柄だったが、第1話のラストでは、爽の夫・一真と不倫していることが判明。小池さんと色っぽくキスする中村さんの姿も大きな話題となった。

 また第2話では、瑠衣が爽の外出中に爽と一真夫婦の自宅にまで押しかけると、服を着たままシャワーを浴び、一真を誘うシーンも。ここでも中村さんは「私を見て。私だけを見て」と懇願しながら、小池さんとキスをするという何ともエロチックなラブシーンを披露し、視聴者の視線を一身に集めてみせた。さらに第3話では、爽の前で初めて瑠衣が豹変。感情むき出しの演技を披露する新川さんを相手に、中村さんも瑠衣の二面性を見事に体現していた。

 ◇瑠衣役が「見えたかも」と思えた初日の“シャワーシーン”

 何と中村さんの撮影初日は、第2話の“シャワーシーン”からだった。「私も台本を読んでいて、『ここは一つの山場だな』って思えたシーンだったので……。そこをお芝居したときに周囲から『良かったよ』って言ってもらえて、不安だった気持ちが少し晴れたので、瑠衣ちゃんという役が『見えたかも』と思えたシーンでした」と振り返る。

 瑠衣という女性の人間性や性格については、「私も深く理解することは、なかなかできなかった」と素直に明かす中村さん。だからこそ、「こうやって重点的に悪い女を演じることがなかったので、一つ一つのシーンにしっかりと力を入れて、皆さんの期待に応えたいと思った」といった強い思いも。

 これまで、どちらかというと“巻き込まれ型”の役が多かったような気もする中村さんだが、「私自身、性格的に自信に満ちているわけでもなく、どちらかというと、周囲の目が気になったり、余計な気を使ってしまうタイプ。こうやって自分が積極的に動くという役は初めてで、ぎこちない気持ちにもなったりはするんですけど。そこは出してはいけない、見せてはいけない部分だから、逆に頑張ろうと思えたというか、新しい挑戦になりました」と瑠衣役を前向きに捉えている様子だった。

 ◇芝居を通して自分にはなかった新しい感情を発見 母親役もいつかは…

 2011年に女優デビューし、多くのドラマや映画に起用されてきた中村さん。天童荒太さんのベストセラー小説が原作の連続ドラマ「家族狩り」(TBS系、2014年)で、表向きは優等生ながら、リストカットや援助交際に走るなど心に闇を持つ女子高生・芳沢亜衣を演じ切ると、翌2015年には、NHK連続テレビ小説「まれ」に出演。小日向文世さん演じる池畑大悟の娘・美南として「横浜」編から登場し、パティシエになるため修業中のヒロイン・津村希(土屋太鳳さん)のフォローに回る面倒見のいい役柄と、中村さん本人の透明感あふれるルックスとが相まって、視聴者からは「癒やされる」「可愛い」との声が多数上がった。

 その後も出演作は続き、2018年には、浜辺美波さん主演で、人気マンガを実写化した連続ドラマ「賭ケグルイ」(MBS・TBS系)にレギュラー出演。のちに“season2”や、劇場版が制作された同作において、テレビドラマ1期から、生徒会役員の五十嵐清華を好演し、確かな存在感を示した。また、「ギルティ」の一つ前の連ドラレギュラーとなった学園コメディー「女子高生の無駄づかい」(テレビ朝日系、2020年)では、頭は良いが感情が“死滅”している鷺宮しおり(通称・ロボ)として、安定感抜群の演技を披露。微生物が大好きだが、感情が人一倍死滅している少女・ロボ子(中村さん)を主人公にした「連続ドラマ内小説『ロボっこ』」も人気も集めた。

 女優として「お芝居をしていると、感受性が豊かになる」といい、「普段の生活では出てこない喜怒哀楽や人間性を表現できて、技術が身につくだけじゃなく、自分にはなかった新しい感情を発見したりっていう楽しさがあります」と充実感をにじませる中村さん。「よく『○○の役の子』って言われることが多くて、それはとてもうれしいことなんですけど、やはり一人の女優として、もっと幅広い人に名前を覚えてもらえるよう挑戦し続けていけたら」とも話していて、「今後は、母親役もいつかはやってみたいですし、いろいろな題材、ジャンルがある中で、少しでもすてきな作品の一部になれたらなって思っています」と語っていた。

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