玉木宏:“夏”の裏社会に生きる男から、“秋”は元極道の専業主夫へ 10月期「極主夫道」主演

10月期の連続ドラマ「極主夫道」で主演を務める玉木宏さん(C)YUSUKE OKA=読売テレビ提供
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10月期の連続ドラマ「極主夫道」で主演を務める玉木宏さん(C)YUSUKE OKA=読売テレビ提供

 俳優の玉木宏さんが、10月期の連続ドラマ「極主夫道」(読売テレビ・日本テレビ系、日曜午後10時半)に主演することが7月8日、分かった。玉木さんが日本テレビ系の連続ドラマで主演を務めるのは初めて。玉木さんは、同28日から放送される連続ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐(ふくしゅう)者」(カンテレ・フジテレビ系、火曜午後9時)で裏社会に生きる主人公を演じるが、「極主夫道」では極道から足を洗った専業主夫に扮(ふん)する。

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 ドラマは、新潮社のマンガサイト「くらげバンチ」で連載中のおおのこうすけさんの同名マンガが原作。コミックスは累計発行部数200万部を突破。「全国書店員が選んだおすすめコミック2019」の第2位も受賞している。玉木さん演じる専業主夫の龍は、裏社会で数々の伝説を残した“最凶”の極道で「不死身の龍」という異名を持っている。ドラマは、極道から足を洗った後、結婚して専業主夫となった龍が、家族やさまざまな事件が起こる町の平和を守る姿を描く“ヒューマンコメディー”。

 ◇玉木宏さんのコメント

 --ドラマの出演が決まったときは?

 悩むことは何もありませんでした。面白いと思った原作を、同じように面白いドラマだと思っていただけるようトライしてみたいと思いました。

 --主人公・龍にどんな感想を持ちましたか? どんなふうに演じたいですか?

 龍と周囲のアンバランスが大事なドラマだと思うので、龍なりの真面目さを大切に、真っすぐアプローチしたいと思います。

 --視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

 「人は見かけによらぬもの」。私自身、そう心がけて生活しておりますが……。正直、接してみるまでは視覚からの情報を頼りにしてしまうこともあります(笑い)。龍の見た目とは裏腹な言動に癒やされ、クスッと笑え、気軽に楽しんでいただけるドラマを目指したいと思います。主夫の極み、ぜひお楽しみに。

 ◇原作・おおのこうすけさんのコメント

 --「極主夫道」ドラマ化が決まったときのお気持ちなどを教えてください。

 「極主夫道」は自分の初連載の作品で、描き始めたころは、まさかテレビドラマ化するなんて考えてもみなかったので、とてもうれしく思うと同時にこんな機会に恵まれたことに感謝しています!

 --主演が玉木宏さんですが、今後の発表になるキャストも含めまして、楽しみにしている点などがありましたら、教えてください。

 まず、主演の玉木さんをはじめ出演される方々の豪華さに驚いてます。作中にはクセのあるキャラクターが多いので、どういうふうに演じられるのか、一視聴者として楽しみです!

 --ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

 マンガはマンガ表現の中で楽しく読める工夫をしてきましたが、ドラマではドラマだからこそできる表現があると思います。ドラマならではの「極主夫道」をたくさんの方に見て楽しんでもらえるとうれしいです!

 ◇中山喬詞プロデューサーのコメント

 「日曜の夜に家族みんなで突っ込みながら笑っていただきたい」そんなドラマです。登場人物たちが真っすぐ生きている姿を全力でコミカルに、全力で愛らしく、ちょっぴり無骨に描くコメディーを楽しんでもらえればと思っています。おおの先生の原作を読ませていただいたときに第一印象で「これは面白い!」と思いました。そして、今こういう世の中になっている状況で改めて読み返し、「龍のような仁義と愛にあふれているスーパー主夫を皆さんが求めているのでは」と強く感じました。閉塞(へいそく)感が漂う中、粋で魅力的な主人公の生き様や言動にスカッとした気分になってもらえればと思います。漢(おとこ)の色気と大人のカッコよさ、さらにチャーミングな一面を兼ね備えた玉木さんに龍を演じていただくことができ、“極道”と“主夫”のギャップをどんなふうに演じていただけるのか今から楽しみで仕方がありません。玉木さん演じる龍とともに個性あふれる面々が、カチコミよろしく大暴れしますのでぜひご覧ください!

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