注目ドラマ紹介:「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」 貫地谷しほり主演 医師たちの成長と挫折描くヒューマンサスペンス

連続ドラマ「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」第1回の一場面 (C)NHK
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連続ドラマ「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」第1回の一場面 (C)NHK

 女優の貫地谷しほりさん主演のNHK連続ドラマ「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」(総合、金曜午後10時)が7月17日にスタートする。「透明なゆりかご」「トクサツガガガ」「これは経費で落ちません!」などで知られる「ドラマ10」枠での放送で、現代日本の医療界の現実をえぐりながら、医師たちの成長と挫折、喜びと悲しみをつづるヒューマンサスペンスだ。

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 原作は南杏子さんの小説「ディア・ペイシェント」。増え続けるクレーマー患者に悩む女性医師・真野千晶(貫地谷さん)が、先輩医師や同僚とともに、患者たちと真摯(しんし)に向き合い、寄り添おうと努力する中で、人と人との絆を見つけ出してゆく。

 信頼のおける千晶の先輩女医・浜口陽子役で内田有紀さん、千晶を困らせ、恐怖のどん底に陥れる“最凶のモンスターペイシェント”座間敦司役で田中哲司さん、千晶の同僚の内科医・金田直樹役で浅香航大さん、千晶の妹で、山梨にある父の診療所で医療事務の手伝いをしている真野万里役で高梨臨さん、病院の事務局主任で、千晶を労わる気遣いの人・沼田晋也役で浜野謙太さんらも出演する。

 第1回「夫婦の絆」は、首都圏の民間総合病院に勤める内科医の真野千晶(貫地谷さん)は、先輩の浜口陽子(内田有紀さん)らとともに、日々診療に追われている。ある日、妻にがんの疑いのある夫婦が患者としてやってくる。藤井宏明(佐野史郎さん)はいわゆるモンスターペイシェントで、千晶に何かとクレームを言ってくる。当事者である妻の典子(宮崎美子さん)は、そんな夫に気をもんでいるが、夫には何も言えないでいた。千晶は医師でもある父・徹(伊武雅刀さん)や母・祐子(朝加真由美さん)の助言を得ながら、母が作ったアロマオイルを典子に渡す。そんな折、怪しげな患者・座間敦司(田中さん)が千晶の前に現れる……。

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