ARIA:新作劇場版アニメ「ARIA The CREPUSCOLO」 2021年春頃公開 オレンジぷらねっとが中心に

「ARIA The CREPUSCOLO」のティザービジュアル(C)2020 天野こずえ/マッグガーデン・ARIA カンパニー
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「ARIA The CREPUSCOLO」のティザービジュアル(C)2020 天野こずえ/マッグガーデン・ARIA カンパニー

 天野こずえさんのマンガが原作のアニメ「ARIA」の新作となる劇場版アニメ「ARIA The CREPUSCOLO」が製作され、2021年春頃に公開されることが7月22日、分かった。天野さんの完全新作描き下ろしマンガが原作で、オレンジぷらねっとのメンバーを中心としたストーリーとなる。オレンジぷらねっとを中心にメインキャラクターが集合したティザービジュアル、灯里役の葉月絵理乃さんがナレーションを務める特報映像も公開された。

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 天野さんは「図らずも今回の映画化発表は、企画が正式に決まって原作となるマンガ作業に着手した頃にはまったく想像すらできなかった過酷な世界の現状と時期が重なりました。何か大きな見えざる力……流れに動かされて現在に至ったのかなと思わざるを得ません。新たに生み出された『ARIA』がファンの皆様に元気や笑顔をお届けできて、ほんの少しでも不安な心の癒やしや支えの一助になれたらうれしいな……と心より願っております」とコメント。

 佐藤順一総監督は「『ARIA The ANIMATION』から数えたら15年、ずっとファンでいてくれた方も最近ファンになった方も、新作への期待の声は等しく私たちに勇気をくれます。未来は突然生まれるわけではなく、過去から今へ幾層にも積み上がった思いがあって初めて産声をあげることができるのだと改めて思います。今回、 思いを一つにする新しい仲間も加わり、ネオ・ヴェネツィアの新しい時間が動きだします。さあ、新しい明日へと共にこぎ出しましょう」と話している。

 「ARIA」はマンガ誌「月刊コミックブレイド」(マッグガーデン、現在は休刊)で2002~08年に連載されたマンガが原作。水の都・ベネチアがモチーフの街を舞台に、ARIAカンパニーで一人前の水先案内人を目指す主人公・水無灯里の修業の日々、友人や先輩との交流などを描いている。テレビアニメ第1期が2005年、第2期が2006年、第3期が2008年に放送されたほか、OVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)も制作された。

 ◇スタッフ(敬称略)

 総監督・脚本:佐藤順一▽監督:名取孝浩▽キャラクターデザイン・総作画監督:伊東葉子▽音楽:Choro Club feat. Senoo▽アニメーション制作:J.C.STAFF

 ◇キャスト(敬称略)

 アリス・キャロル:広橋涼▽アテナ・グローリィ:佐藤利奈▽アーニャ・ドストエフスカヤ:茅野愛衣

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