海辺のエトランゼ:MONO NO AWAREが主題歌担当 音楽は窪田ミナ 人気BLマンガが原作の劇場版アニメ

「海辺のエトランゼ」の主題歌を担当する「MONO NO AWARE」
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「海辺のエトランゼ」の主題歌を担当する「MONO NO AWARE」

 バンド「MONO NO AWARE(モノノアワレ)」が、紀伊カンナさんの人気ボーイズラブ(BL)マンガが原作の劇場版アニメ「海辺のエトランゼ」(9月11日公開)の主題歌を担当することが7月28日、分かった。主題歌は書き下ろしの新曲で、タイトルは「ゾッコン」。ボーカル、ギターを務める玉置周啓さんは「フィクション作品の主題歌を作ること自体が初めてなので、興奮と不安が入り混じっていましたが、マンガ好きとしてはお声がけいただいただけで幸せなことでした」とコメントを寄せている。

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 アニメ「ARIA」シリーズや「マクロスΔ(デルタ)」などの窪田ミナさんがアニメの音楽を担当することも発表された。窪田さんは「実際の打ち合わせでお話を伺ったり美術などを見せていただいて具体的な曲のカラーが固まったような気がします。美しい海の波音が包み込むどこまでもピュアなラブストーリー。優しい島の風に吹かれながら、すれ違っても想(おも)い合う切ない気持ちに寄り添う音楽を作れるのを楽しみにしています」と話している。

 「海辺のエトランゼ」は、沖縄の離島を舞台に、小説家の卵の橋本駿と若くして両親を失った高校生の知花実央の初々しい恋愛を描く。アニメは、フジテレビのBLに特化したアニメレーベル「BLUE LYNX」の「囀(さえず)る鳥は羽ばたかない」「映画 ギヴン」に続く第3弾として製作。

 原作者の紀伊さんが監修とキャラクターデザインを担当し、「ダンガンロンパ The Animation」の演出を担当した大橋明代さんが監督を務め、「モンスターストライク」などのスタジオ雲雀が製作する。村田太志さんが橋本駿、松岡禎丞さんが知花実央をそれぞれ演じる。

 

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