片岡愛之助:「半沢直樹」黒崎の“オネエキャラ”断っていた 演じるうちに「だんだん楽しくなってきて…」

片岡愛之助さん
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片岡愛之助さん

 歌舞伎俳優の片岡愛之助さんが8月1日、情報バラエティー番組「王様のブランチ」(TBS系、土曜午前9時半)に出演。堺雅人さん主演の連続ドラマ「半沢直樹」(同局系、日曜午後9時)で演じている“オネエ言葉”が特徴の金融庁検査局・主任検査官の黒崎駿一役について語った。

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 愛之助さん演じる黒崎は、旧大蔵省銀行局出身の切れ者のエリート。前作ドラマでは、大阪国税局統括官として西大阪スチールの脱税調査を指揮し、半沢(堺さん)らの前に立ちはだかった。

 お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾さんから、黒崎のキャラクターがどう出来上がったのか聞かれた愛之助さんは、「『役どころはどんなですか』って聞いたら、『いやそれが……』って監督が言うんです。『オネエです』って言われ、『それはないですね』って最初断ったんです」というエピソードを明かし、「オネエはないでしょ、無理ですよ。歌舞伎の女形とオネエはまた別なんですよ。女形はいかに女性らしく見せるかというお芝居なんで、よく勘違いされるんです。女形ができるからオネエもできるだろうって」と続けた。

 しかし、「監督が『どうしてもやってくれないと、このドラマが進まない』ということで、現場で進めながらやっていきました。これぐらいですかねってやっているうちに、だんだん楽しくなってきて、『知らないわよ~!』とかやっていたら、監督から『やりすぎです』」と言われたことを明かした。

 また黒崎のキャラクターについて「あの人は仕事を真面目にやっているんです。オネエっていうだけで悪者っておかしくないですか。半沢の方がよっぽど隠したり送ったりしているじゃないですか!」と擁護し、周囲を笑わせていた。

 愛之助さんが演じる黒崎は、8月2日放送の「半沢直樹」第3話に登場する。

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