清原果耶:初主演映画「宇宙でいちばんあかるい屋根」の公開に感無量 「本当に奇跡」

映画「宇宙でいちばんあかるい屋根」の初日舞台あいさつに登場した清原果耶さん
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映画「宇宙でいちばんあかるい屋根」の初日舞台あいさつに登場した清原果耶さん

 女優の清原果耶さんが9月4日、東京都内で行われた映画「宇宙でいちばんあかるい屋根」(藤井道人監督)の初日舞台あいさつに出席。コロナ禍での公開に「本当に奇跡ですよね」と話し、「長い自粛期間を乗り越えて初日を迎えられることのありがたみをみなさんの顔を見て、ものすごく実感した。いよいよ今日から映画館で観られるのがものすごい感慨深い」と初主演映画の封切りに感無量だった。

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 映画は、野中ともそさんの小説「宇宙でいちばんあかるい屋根」(光文社文庫)が原作。14歳の少女・つばめ(清原さん)が、派手な装いのあやしい老女“星ばあ”(桃井かおりさん)と出会い、迷いながらも成長する姿を描いている。

 伊藤健太郎さんは、つばめが思いを寄せる大学生・亨を熱演。「今日から俺は!!」で演じた伊藤真司とは異なり、ごく普通の男の子役でということから「すごい難しかった。近所にいたかっこいいお兄ちゃんを想像して、悲しいこと、苦しいこと、楽しいことを隠さないことが普通に近いのかなと思った。そこを意識して演じました」と役作りを振り返った。

 以前、清原さんは伊藤さんのことを「柔らかい波をまとわれている方」と表現していたが、この日は伊藤さんが清原さんの印象を語ることに。「僕はそんなすてきな語彙(ごい)力がない。それを先に言うのはズルい。こっちが後々困る!」と話し、頭をかきながら「清原さんは……すてきな光をまとっている。いろんな色を……」とたどたどしく話して、会場を沸かせていた。

 舞台あいさつには藤井監督も登壇。また、桃井さんは在住する米ロサンゼルスから会場にビデオメッセージを寄せ、公開の喜びを語った。

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