半妖の夜叉姫:UruがテレビアニメのED担当 書き下ろしのアップナンバー「Break」

テレビアニメ「半妖の夜叉姫」のエンディングテーマ「Break」を担当するUruさん
1 / 2
テレビアニメ「半妖の夜叉姫」のエンディングテーマ「Break」を担当するUruさん

 高橋留美子さんの人気マンガ「犬夜叉」の犬夜叉、殺生丸の娘たちが登場するテレビアニメ「半妖の夜叉姫」で、歌手のUru(ウル)さんがエンディングテーマ(ED)「Break」を担当することが9月6日、明らかになった。「Break」はアニメのために書き下ろされた楽曲で、Uruさんが作詞、作曲を手掛ける。ミュージシャンのYaffle(ヤッフル)さんがアレンジャーを務めたアップナンバーとなる。同曲を収録した両A面シングル「Break/振り子」が10月28日にリリースされる。

あなたにオススメ

 Uruさんは「長い歴史があり、たくさんの方に愛されているアニメ『犬夜叉』の新たなる物語『半妖の夜叉姫』のエンディングテーマを歌わせていただくことができ、とても光栄に思っています。日本だけでなく世界中で愛されているアニメで、私の曲が海を越えたどこかの国の誰かが聴いてくださっているかもしれないと思うと少し不思議な気持ちですが、『犬夜叉』の物語と、新しい『半妖の夜叉姫』の世界観を大切に曲を書かせていただいたので、アニメと共に愛される曲になってくれたらと思います」とコメントを寄せた。

 アニメを手掛ける佐藤照雄監督は「Uruさんから楽曲提供をしていただけると聞いた時にはガッツポーズ出ました!」と話し、エンディングテーマについて「夜叉姫たちキャラクターの思いが歌詞につづられているようで、作品を見ていくたびに歌詞が刺さっていく感じになれば幸いです! 曲調も、Uruさんらしく聴く人を吸い込むようなメロディーと歌声、さらに力強さも相まってすてきなエンディングテーマになってくれること間違いなしです! たくさんの人たちにぜひとも聴いていただきたいです」とメッセージを送った。

 「犬夜叉」は「週刊少年サンデー」(小学館)で1996~2008年に連載。妖怪と人間との間に生まれた半妖・犬夜叉と、戦国時代にタイムスリップした神社に生まれた女子中学生・かごめが冒険を繰り広げる姿が描かれた。テレビアニメ「犬夜叉」が2000年10月~2004年9月、「犬夜叉 完結編」が2009年10月~2010年4月に放送。劇場版アニメ4作も公開された。

 「半妖の夜叉姫」は、殺生丸と犬夜叉の娘たちをメインキャラクターとした新しい物語。殺生丸の双子の娘・とわとせつな、かごめと犬夜叉の娘・もろはの3人が、現代、戦国時代と時を超えて縦横無尽に暴れ回る姿を描く。

 「犬夜叉」と同じくサンライズが制作する。「犬夜叉 完結編」の副監督だった佐藤さんが監督を務め、隅沢克之さんがシリーズ構成、高橋さんがメインキャラクターデザイン、菱沼義仁さんがアニメのキャラクターデザイン、和田薫さんが音楽を担当するなど「犬夜叉」のスタッフが再集結する。声優の松本沙羅さんがとわ、小松未可子さんがせつな、田所あずささんがもろはをそれぞれ演じる。10月3日から毎週土曜午後5時半に読売テレビ・日本テレビ系で放送。

写真を見る全 2 枚

アニメ 最新記事