田鍋梨々花:JKのリアルな性と恋愛… SeventeenモデルがABEMAドラマで毒舌女子に 「全部がチャレンジ」 

ABEMAのオリジナルドラマ「17.3 about a sex」で主人公の一人、原紬を演じる田鍋梨々花さん
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ABEMAのオリジナルドラマ「17.3 about a sex」で主人公の一人、原紬を演じる田鍋梨々花さん

 9月17日から配信がスタートするABEMAのオリジナルドラマ「17.3 about a sex」に、主人公の一人、原紬(はら・つむぎ)役で出演するモデルで女優の田鍋梨々花さん(16)。ドラマは、17歳の女子高校生3人が痛みや苦しみを伴いながら恋にセックスに揺れ動くリアルな心情を描く恋愛物語で、田鍋さん、永瀬莉子さん、秋田汐梨さんの現役Seventeenモデルがトリプル主演を務めている。演じる紬は誰も好きになったことがない毒舌女子。「初めての役柄で、全部がチャレンジではありました。まだ誰も好きになったことがないという、その気持ちになるのが難しくて……」と明かす田鍋さんに話を聞いた。

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 ドラマは、世界の初体験平均年齢である「17.3歳」を迎える女子高生3人組を主人公に、性にまつわる「思わず議論したくなるテーマ」を1話完結、全9話で描く。主演の田鍋さん、永瀬さん、秋田さんは女優に加え、女子中高生に絶大な人気を誇るティーン向け女性ファッション誌「Seventeen」(集英社)の専属モデルとしても活躍している、16~18歳の現役女子高生だ。

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 最初「内容にものすごくびっくりして、戸惑いもあった」というが、一方で「今の女子高生のリアルな部分から“作り話ではない”感じがして、撮影が楽しみになった」と話す田鍋さん。

 クランクインしたのは7月末。ピュアで真面目な清野咲良(せいの・さくら)役の永瀬さん、経験豊富で早熟な皆川祐奈(みながわ・ゆな)役の秋田さんとは「空き時間もずっとおしゃべりをしているので、それをお芝居でも生かせていると思いますし、女子高生同士の自然と言葉がたくさん飛び交う感じ。その空気感は作れているんじゃないのかな」と手応えを明かす。

 “毒舌女子”の紬については、「今までここまで毒舌な女の子を演じたことがなくて……。毎日撮影していると、普段と違う自分になれるのと、クールな感じが自分に合っていて、すごく楽しいです」と充実した表情。また役を演じるにあたっては、「紬は3人でいると、ズバッとツッコミを入れるタイプなので、短い単語を強く言うことを意識した」といい、「大きな声で『キモッ!』みたいな」と楽しそうに笑っていた。

 役柄の「まだ誰も好きになったことがない」という部分に関しては試行錯誤。それでも「役に気持ちをもっと近づけたくて、同世代のリアルな女子高生が話をしている動画とか見て、研究したりしました」と熱心な一面も披露。改めてドラマを「性について知らなかったことを学べるし、性だけじゃない、友情の話でもあるので。何でも話せる友達がいるっていいことだなと実感できるドラマになっていると思います」とアピールしていた。

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 「Seventeen」と言えば、榮倉奈々さん、北川景子さん、波瑠さん、森川葵さん、中条あやみさん、三吉彩花さん、飯豊まりえさん、広瀬すずさん、永野芽郁さんなど、長年にわたって数多くの女優を輩出。現在も、2021年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」ヒロインに抜てきされた清原果耶さんらが在籍し、「人気女優の登竜門」と呼ばれている。

 田鍋さんは「モデルも女優もどっちも楽しいです。モデルとして見せる表情と女優として見せる表情って全く違うなって思っていて。うまく切り替えながら両方、頑張っていけたら」と前を向く。

 最後に「自分の幅を決めずに、任されたお仕事を丁寧に全力でやっていけたらというのが、私にとっての今の課題というか目標です。女優としてはいろいろな役をこれからもやっていきたいですし、コメディーとかもまたやりたいです」と目を輝かせていた。

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