ディア・ペイシェント:最終回「私の願い」 貫地谷しほり、田中哲司の抱えていた苦悩を知り…

連続ドラマ「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」最終回の一場面 (C)NHK
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連続ドラマ「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」最終回の一場面 (C)NHK

 女優の貫地谷しほりさん主演のNHK連続ドラマ「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」(総合、金曜午後10時)最終回「私の願い」が9月18日に放送される。高峰(升毅さん)が去り、佐々井院長(石黒賢さん)のもとで改革が進む病院内。千晶(貫地谷さん)は今日も診療を続けている。そこへ、座間(田中哲司さん)がまた現れる。なぜかロビーで歌を歌うと、「やっと終わる」とつぶやいて去っていこうとする座間。追いかける千晶だったが、そこへ、認知症患者の浅沼知恵子(鷲尾真知子さん)の運転する車が暴走して突っ込んでくる……。

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 千晶は難を逃れるが、座間は意識不明の重体に。また千晶は、実家の診療所を継ぐかどうかで迷っていて、父の徹(伊武雅刀さん)は、まだ都会に残って医学の勉強をしろと千晶の背中を押す。佐々井記念病院に戻った千晶は、意識を取り戻した座間と対面。そこで座間が今まで千晶につきまとっていた本当の理由と、座間の抱えていた苦悩を知ることになる。

 ドラマは、南杏子さんの小説「ディア・ペイシェント」が原作。「透明なゆりかご」「トクサツガガガ」「これは経費で落ちません!」などで知られるNHK「ドラマ10」枠での放送で、増え続けるクレーマー患者に悩む女性医師・真野千晶が、先輩医師や同僚とともに、患者たちと真摯(しんし)に向き合い、寄り添おうと努力する中で、人と人との絆を見つけ出してゆく。

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