映画大好きポンポさん:劇場版アニメが2021年3月19日公開 清水尋也がジーン役で声優初挑戦 ポンポ役に小原好美 大谷凜香も

「映画大好きポンポさん」のキービジュアル(C)2020 杉谷庄吾【人間プラモ】/KADOKAWA/映画大好きポンポさん製作委員会
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「映画大好きポンポさん」のキービジュアル(C)2020 杉谷庄吾【人間プラモ】/KADOKAWA/映画大好きポンポさん製作委員会

 杉谷庄吾【人間プラモ】さんのマンガが原作の劇場版アニメ「映画大好きポンポさん」が2021年3月19日に公開されることが分かった。同作は、予定していた2020年の公開を2021年春に延期することが発表されていた。俳優の清水尋也さんが主人公ジーンを演じることも発表された。清水さんは同作で声優に初挑戦する。声優の小原好美さんが映画プロデューサーのポンポさん、モデルで女優の大谷凜香さんが新人女優のナタリーをそれぞれ演じることも発表された。

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 特報も公開され、映画作りに奮闘するジーンや、ポンポさん、ナタリーが登場した。映画の街、ニャリウッドにジーンらメインキャラクターが描かれたキービジュアルも公開。加隈亜衣さんが人気若手女優のミスティア役、大塚明夫さんが世界一の俳優のマーティン・ブラドッグを演じることも発表された。

 「映画大好きポンポさん」は、B級お色気アクションばかりを手がける敏腕映画プロデューサーのポンポさんが、アシスタントの青年で“映画の虫”のジーンを監督に指名する……というストーリー。アニメは「GOD EATER」「劇場版空の境界 第5章」などの平尾隆之さんが監督を務め、CLAPが制作する。

 ◇清水尋也さんのコメント

 この仕事を始めた時から、ずっと一度はやってみたいと思っていた声のお仕事だったので、オーディションに受かったと連絡をいただいた時はとても興奮したことを覚えています。個人的に小さい頃からアニメは憧れの世界でもあり、あの頃ずっとテレビにかじりついて見ていたアニメに、まさか自分が出ることになるなんていまだに信じられません。この作品は“映画作り”がテーマですが、映画と密接な環境にいるかどうかで理解度が変わるようなことはなく、描かれているのは“夢を追う若者の生き様”です。どんな境遇の人間にも必ず何かしらのメッセージを届けてくれるような作品になっていると思います。若い世代の方はもちろん、いろいろな方に見ていただきたいです。

 ◇小原好美さんのコメント

 ポンポさんを演じます小原好美です。可愛らしい外見だけど中身は大人、オーディションの時から彼女の魅力にひかれていたので、本当に光栄です。少女であり女性である彼女を演じるのは私にとって挑戦でもあり、シーンの一つひとつから携わる方々のこだわりと思いを感じて私も大切に演じることができました。物づくりの難しさ、素晴らしさを感じていただける本当にすてきな作品です。楽しみにしていてください! よろしくお願いします。

 ◇大谷凜香さんのコメント

 ナタリーの声を担当させていただいた大谷凜香です。オーディションでは喉が押し潰されそうなほど緊張しましたが、アフレコのブースに入った時に美しい映像が目に入ってきて、なんてすてきな場所・すてきな作品なんだろうと興奮しました。終始落ち着きがなかったと思います。役が決まった連絡が届いたときは、うれしさの直後に原作ファンの方の中で生きているナタリーを壊してしまわないか不安でしたが、その日の夜、原作を読み返したとき、ナタリーの女優という夢に一生懸命な姿や夢をかなえた後、不安を抱える姿、キャラクターたちの言葉に背中を押されました。

 アフレコの時は、ナタリーを演じながらも、素晴らしい映像に乗せられてゆくすてきなキャストの皆さんのせりふを、素の自分で感じてしまうぜいたくすぎる時間でした。多くのことを考え過ぎてしまう今、好きなことに真っすぐになる元気をぜひお届けしたいです。

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