第2回新潟国際アニメーション映画祭:蕗谷虹児賞に「アリスとテレスのまぼろし工場」東地和生、「君たちはどう生きるか」本田雄、「かがみの孤城」丸尾みほ

「第2回新潟国際アニメーション映画祭」の蕗谷虹児賞、大川博賞の作品 (C)新見伏製鐵保存会(C)2023 Studio Ghibli(C)2022「かがみの孤城」製作委員会(C)2020 杉谷庄吾【人間プラモ】/KADOKAWA/映画大好きポンポさん製作委員会
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「第2回新潟国際アニメーション映画祭」の蕗谷虹児賞、大川博賞の作品 (C)新見伏製鐵保存会(C)2023 Studio Ghibli(C)2022「かがみの孤城」製作委員会(C)2020 杉谷庄吾【人間プラモ】/KADOKAWA/映画大好きポンポさん製作委員会

 長編商業アニメの映画祭「第2回新潟国際アニメーション映画祭」で、アニメのスタッフ、スタジオの業績を顕彰する「蕗谷虹児賞」「大川博賞」の受賞者が発表された。蕗谷虹児賞には、「アリスとテレスのまぼろし工場」の美術監督を務めた東地和生さん、「君たちはどう生きるか」の作画監督を務めた本田雄さん、「かがみの孤城」の脚本を手がけた丸尾みほさんが選ばれた。大川博賞は、「映画大好きポンポさん」を制作したアニメ制作スタジオ「CLAP」が受賞した。

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 “アニメーションの今”を代表する作品をさまざまな視点から世界中から集めて上映する「世界の潮流」部門の作品ラインアップも発表された。2024年は「新しい作り方」「女性監督」「アジア」「新潟」といったテーマを取り上げる。

 同映画祭は、長編アニメのコンペティション部門を設けたアジア最大級の祭典を目指し、新潟から世界にアニメという文化を発信していくのが狙い。第1回が2023年3月17日~22日に新潟市内で開催され、押井守監督が審査委員長を務めたことも話題になった。大友克洋監督、りんたろう監督、片渕須直監督、渡辺信一郎監督、磯光雄監督、永野護監督らも登場した。第2回は、3月15~20日に開催される。

 ◇第2回新潟国際アニメーション映画祭「世界の潮流」部門ラインアップ

 女性スタッフ映画:「ブレッドウィナー」▽「同級生」▽ワーク・イン・プログレス:「小さなアメリ」▽「海門回声」▽新しい制作方法:「Hina is Beautiful」▽「サマーゴースト」▽「ニッツ・アイランド」▽コマ撮り:「JUNK HEAD」▽「マルセル 靴をはいた小さな貝」▽アジアから世界へ:「駒田蒸留所へようこそ」▽「時をかける少女」▽「PIGSY」▽新潟から世界へ:「銀河英雄伝説 Die Neue These」▽「劇場版 シルバニアファミリー フレアからのおくりもの」

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