窪田正孝:人生の転機は19歳の時の主演ドラマ 「一人じゃないってことを教えてもらった」

劇場版アニメ「映画 えんとつ町のプペル」のハロウィーンスペシャルイベントに出席した窪田正孝さん
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劇場版アニメ「映画 えんとつ町のプペル」のハロウィーンスペシャルイベントに出席した窪田正孝さん

 俳優の窪田正孝さんが10月26日、東京都内で行われた劇場版アニメ「えんとつ町のプペル」(廣田裕介監督、12月25日公開)のハロウィーンスペシャルイベントに出席。「人生を変えた作品」を聞かれた窪田さんは、2008年4月~2009年3月に放送された主演ドラマ「ケータイ捜査官7」(テレビ東京系)を挙げ、「19歳のときの作品。監督が三池崇史さんで、その出会いは今につながっている。一人でずっともがいていたけど、一人じゃないってことを教えてもらった」と明かした。

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 「えんとつ町のプペル」は、お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんが2016年に発売した絵本を劇場版アニメ化。煙突だらけのえんとつ町を舞台に、親を亡くしたルビッチ、ハロウィーンの夜に現れたゴミ人間のプペルの“星を見つける旅”を描く。アニメは、「鉄コン筋クリート」「ハーモニー」などのSTUDIO4℃が製作。ルビッチの声を芦田愛菜さん、プペルを窪田さんが演じた。

 製作総指揮の西野さんは声優の起用について「ルビッチとプペルの言葉にうそがあってはいけない。2人は声が合う人ではなく、根っからそういう人がいいと思った」と告白。窪田さんは“ゴミ人間”という役どころだったが、西野さんは「ゴミ人間の声の相場なんて分からない(笑い)。やりながら探るしかなかった。プペルの声は窪田さんがクリエートしてくれて、これだと思った。それ以外の声が考えられなかった」と評した。

 ルビッチの声を担当した芦田さんは「男の子役と聞いてどんな声にしたらいいんだろう。自分より年下だから幼くしたほうがいいのかな」とアフレコ前には不安を抱いていたそうだが、「監督と西野さんにそのままでいいよと言ってもらえて、安心して役にのめり込めました」と笑顔で語った。窪田さんと2人で収録する場面もあり、「友達になっていくシーンで感情移入できたのは窪田さんの声のお陰。そういう意味で苦労はなかったです」と感謝すると、窪田さんも「こちらこそ、ありがとうございます」と頭を下げていた。

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