七人の秘書:菜々緒“長谷不二子”を襲った悲劇とは… 男嫌いの理由 初々しい見た目で挑戦、体当たり演技も

菜々緒さんが出演する連続ドラマ「七人の秘書」第4話の一場面=テレビ朝日提供
1 / 5
菜々緒さんが出演する連続ドラマ「七人の秘書」第4話の一場面=テレビ朝日提供

 女優の菜々緒さんらが出演する、木村文乃さん主演の連続ドラマ「七人の秘書」(テレビ朝日系、木曜午後9時)第4話が11月12日に放送される。第4話では、菜々緒さん演じる警視庁警務部長秘書・長谷不二子の過去が明らかとなり、不二子が男性嫌いになった理由が描かれる。

ウナギノボリ

 不二子は強い正義感と信念をもって、警察組織という男社会の中で日々悪戦苦闘しているが、かつて柔道の稽古(けいこ)中に、同じ警察官の手によって男性不信に陥るような悲劇に見舞われていた。その出来事で不二子が味わった苦悩や涙、絶望のふちからはい上がって強さを手に入れるまでの姿を体当たりで演じた菜々緒さんは、「初々しい見た目で回想シーンにも挑戦しました」とコメント。「痛快に悪を成敗するみんなのチームワークはもちろん、第4話では不二子がどうして強くなっていったのかという過去も明らかになりますので、そこにもぜひ注目して見ていただけたらと思います」と力を込めた。

 また、第4話で盗撮の被害に遭う女子高生・小杉映子を演じた永瀬莉子さんについては「永瀬さんとは今回が初共演でしたが、“リアル女子高生”と聞いて驚きました!」と語った。映子を不二子が叱咤激励するシーンもあるが、「不二子自身も諦めざるを得ない状況に追いやられた経験があるから、逃げてしまいたくなった女子高生の映子にも『逃げちゃダメだ!』と言ったんだと思いますね。自分がそうだったからこそ、彼女にはそうなってほしくない、という気持ちをすごく伝えたかったんだと思います」と述べた。

 第4話では、警視庁警務部長・北島剛次(木下ほうかさん)の元に、警視正・山根幸四郎(金井勇太さん)のスマートフォンと、そのスマホでスカートの中を盗撮されたという女子高生・小杉映子(永瀬さん)が提出した被害届が届く。しかし北島は、山根が財務大臣・粟田口十三(岸部一徳さん)の後援会会長の息子と知り、届けをもみ消す。

 そんな中、帰宅途中の映子が見知らぬ男たちに襲われる。たまたま通りかかった都知事秘書・風間三和(大島優子さん)が映子を助け、ラーメン店「萬」へ連れていくが、そこで映子は、警察に「被害届が出ていない」と言われ、それ以降誰かに見張られていると話す。話を聞いていた北島の秘書・長谷不二子(菜々緒さん)は、事件を隠蔽(いんぺい)した警察組織に激怒。「これ以上怖い思いをしたくない」と、泣き寝入りしようとする映子を諭し、一緒に戦うことを誓う。七人の秘書たち“影の軍団”が、卑劣な盗撮犯を制裁すべく動く。

写真を見る全 5 枚

テレビ 最新記事