ガンダム:ガンプラ40周年 進化を感じる一年 究極モデル、極限表現、素材の集大成…

アニメ グッズ
「ガンダム」シリーズのRX-78-2 ガンダムのプラモデル「PG UNLEASHED 1/60 RX-78-2 ガンダム」

 2020年は人気アニメ「ガンダム」シリーズのプラモデル(ガンプラ)の40周年を記念した商品が続々と登場した。1980年から販売しているガンプラは、2020年で40周年を迎え、これまで約4500種類を発売し、累計出荷数が7億個を突破した人気商品。バンダイスピリッツは40周年を記念したプロジェクト「LINK THE FUTURE」を始動し、斬新なガンプラを続々と発表、発売し、進化の歴史を感じる一年になった。

 ◇究極のガンプラ 極限表現

 ガンプラは1980年7月に「1/144 ガンダム」が発売され、半年で累計出荷数が100万個を突破。1983年に四つの色、四つの異なる素材を同時に成形できる多色成形技術を導入したほか、1987年には接着剤を使用せずに組み立てられるスナップフィット方式を採用した「1/144 RX-93 νガンダム」が発売されるなど進化してきた。

 40周年を記念した商品の中でも特に注目を集めたのが、現時点での“究極のガンプラ”を目指した「PG UNLEASHED 1/60 RX-78-2 ガンダム」(2万7500円)だ。ガンプラの最新の技術を駆使した最高峰ブランド「PG」シリーズの新作で、大型のインサートフレームを採用し、史上最大となる全身90カ所以上の可動軸を備える。全身のハッチがオープンするほか、LEDユニットを搭載し、ビーム・サーベル、バーニアなどが発光する。金属パーツ、新開発エッチングシールなどで外観にもこだわった。まさに40周年の集大成となった。

 「MG」シリーズのハイエンドブランドで“極限表現”に挑む「MGEX」シリーズの第1弾「MGEX 1/100 ユニコーンガンダム Ver.Ka」(2万5300円)も登場した。機体ごとにテーマを設定するブランドで、第1弾のテーマは“極限の発光機構”。LEDユニットを搭載し、ボタン操作で瞳、頭部メインカメラが点灯するほか、本体のサイコフレームが赤、緑に発光。ユニコーンガンダムのガンプラでは初めて変身、発光、色調変化、可動の共立を実現した。

 ◇22万円の“素材の集大成”

 “素材の集大成”となったのが「ガンダリウム合金モデル 1/144 スケール RX-78-2 ガンダム」(22万円)だ。劇中でガンダムの装甲材などに使用されるガンダリウム合金をイメージした素材を使用。ガンダリウム合金は、月面で精製されたチタン系合金という設定で、プラモデルは、アニメの設定に倣い、チタニウム、アルミニウム、希土類イットリアを混ぜた合金を地球上で精製した。“化学”と“匠(たくみ)の技”が融合したガンプラとなった。

 「ガンダム」シリーズの生みの親として知られる富野由悠季総監督が「質感・ディテール・プロポーションは良いし、コレクタブルなミニチュア玩具として、見え様がきれいにまとまっている」「多くのファンに満足してもらえる商品」と太鼓判を押したことも話題になった。

 ◇自動変形 EGガンダムも

 “次世代のファーストガンプラ”がコンセプトの「ENTRY GRADE(エントリーグレード) 1/144 RX-78-2 ガンダム」(770円)も話題になった。ニッパー不要、塗装不要、シール不要で、簡単に組み立てることができる。ガンプラの約40年の技術によって簡単組み立てで、ハイクオリティーを実現した。

 ユニコーンモード、デストロイモードに自動変形ギミックを備えたユニコーンガンダムのプラモデル「REAL EXPERIENCE MODEL RX-0 ユニコーンガンダム(AUTO-TRANS edition)」(価格未定)が2021年夏に発売されることも発表されている。NT-D発動時のように赤く発光するほか、緑にも発光。「機動戦士ガンダムUC」のキャラクターのせりふ、楽曲、SEなどが再生される。“体験への挑戦”を目指したガンプラになるという。

 ガンプラの進化は止まらない。50、60周年……と今後はどんな進化を見せてくれるのだろうか?

アニメ 最新記事

MAiDiGiTV 動画

最新動画

PHOTO

このページのトップへ戻る