ガンプラW杯:U-20日本代表「Beyond・The・ AXIZ」 サザビー出撃! 格納庫の表現にこだわり

「ガンプラビルダーズワールドカップ 12thトーナメント」の日本大会決勝戦のU-20コースで優勝した彦夏さんの「Beyond・The・ AXIZ」
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「ガンプラビルダーズワールドカップ 12thトーナメント」の日本大会決勝戦のU-20コースで優勝した彦夏さんの「Beyond・The・ AXIZ」

 アニメ「ガンダム」シリーズのガンプラ(プラモデル)の作り手世界一を決めるコンテスト「ガンプラビルダーズワールドカップ(GBWC、ガンプラW杯)」の第12回「ガンプラビルダーズワールドカップ 12thトーナメント」の日本大会決勝戦が12月14日、ガンダムベース東京(東京都江東区)で開催され、15歳以上、20歳以下のU-20コースで、彦夏さんの「Beyond・The・ AXIZ」が優勝し、日本代表に選ばれたことが分かった。「MG」シリーズのサザビーのガンプラをベースに、「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」のサザビーの出撃シーンを独自解釈でジオラマとして仕上げた。

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 サザビーの出撃シーンのイメージボードを基にしたといい「好きなシーンですが、ネットで探しても、誰もジオラマを作っていなかった」と制作に取りかかった。制作期間は約8カ月。サザビーは筋彫り、ディテールアップなどにこだわり、格納庫ということもあり、明るすぎず、暗すぎず、少し青みのある色調を表現した。

 審査員は「定番ではあるけど難しい。本体が丁寧に作られていて、格納庫と光の演出も素晴らしい」と評価した。

 GBWCは、ガンプラの工作や塗装技術、アイデアなどを競う国際大会で、2011年に始まった。6歳以上、14歳以下のU-14、15歳以上、20歳以下のU-20、21歳以上のOVER-21の3コースがあり、日本、オーストラリア、カナダ、ヨーロッパ&中東、香港特別行政区、インドネシア、中国内地、マレーシア、フィリピン、シンガポール、韓国、台湾、タイ、英国、米国、ベトナムといった16の国と地域で開催される。5月以降、各エリア、地域大会が順次開催され、代表を選ぶ。各代表は2025年2月22日に行われる世界大会決勝戦に出場する。

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