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アニメ「ガンダム」シリーズのガンプラ(プラモデル)の作り手世界一を決めるコンテスト「ガンプラビルダーズワールドカップ(GBWC、ガンプラW杯)」の第12回「ガンプラビルダーズワールドカップ 12thトーナメント」の日本大会決勝戦が12月14日、ガンダムベース東京(東京都江東区)で開催され、6歳以上、14歳以下のU-14コースで、11歳のゆわっしーさんの「友へ…」が優勝し、日本代表に選ばれたことが分かった。「PG」シリーズのストライクルージュなどを使って、デュエルガンダムのジオラマを制作した。
「機動戦士ガンダムSEED」シリーズのイザーク・ジュールが大好きというゆわっしーさんは、「PG」シリーズのデュエルガンダムのガンプラがほしかったが、発売されていないこともあり、自作したという。制作期間は約6カ月で、頭部や膝などの造形にこだわり、「イザークが大好きだから頑張りました」と愛を込めた。
「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」でイザークが出撃を迷う中、ニコルの墓に行き、相談するシーンを思い浮かべ、ジオラマを制作した。審査員は「PGのデュエルガンダムってあった?と混乱するくらいクオリティーが高い。『SEED FREEDOM』でイザークが何をしていたのか?という情景を描いていて、このシーンが見たかった!と感動しました」と絶賛した。
GBWCは、ガンプラの工作や塗装技術、アイデアなどを競う国際大会で、2011年に始まった。6歳以上、14歳以下のU-14、15歳以上、20歳以下のU-20、21歳以上のOVER-21の3コースがあり、日本、オーストラリア、カナダ、ヨーロッパ&中東、香港特別行政区、インドネシア、中国内地、マレーシア、フィリピン、シンガポール、韓国、台湾、タイ、英国、米国、ベトナムといった16の国と地域で開催される。5月以降、各エリア、地域大会が順次開催され、代表を選ぶ。各代表は2025年2月22日に行われる世界大会決勝戦に出場する。